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(左から)川平慈英、松岡充、鈴木綜馬
オフ・ブロードウェー・ミュージカル「Forever Plaid」の公開フォトコールおよび囲み取材が1日、東京都内で行われ、出演者の川平慈英、長野博、松岡充、鈴木綜馬が出席した。
1956年のアメリカを舞台にした本作は、サウンドグループを結成した高校の同級生4人が不慮の事故で亡くなった後、夢と消えてしまった自分たちの最初のショーを実現するために地上に降り立ち、再びマイクを取る奇跡の一晩を描く。
オフ・ブロードウェーでの初演を見てから出演を熱望していたという川平は「夢は願えばかなうんですね。15年ぐらい前からずっと熱望していました。しかも最高な、“くぅ~”なメンバーでやれるとは」とおなじみのせりふを交えて喜びを表現。
さらに、長野が川平のサッカーチームのストライカーということもあり、川平は「プロフェッショナルなメンバーなので最高です」と自信をのぞかせた。
ロックバンド・SOPHIAの松岡は「ずっとバンドのボーカルとしてやってきたので、ハーモニー、コーラス側に回ったことがなかった。非常に大変でした」と稽古の苦労を振り返った。鈴木が「しかも充さんは一番難しいところが担当で」とねぎらうと、松岡はすかさず「いいんです!」と川平のせりふをまねて笑わせた。
松岡は「ここまでやってきたので、長野くんのOKが出れば、正しくは長野くんの事務所のOKさえ出れば、この4人でデビューしたい」と意気込んだ。稽古はまるで4人兄弟のような仲の良さで乗り切ったといい、松岡は「もう長野くんがポメラニアンにしか見えない。かわいい!」とメロメロ。一方の長野は「3日ぐらい前に急に『長野くんって、ポメラニアンに似てない?』と言われて」と苦笑い。
稽古中に誕生日を迎えた川平はキャストとスタッフにそれぞれ祝ってもらったようで、「一日で2回もお祝いしてもらったのは初めて」と大喜び。次いで公演期間内に誕生日を迎える長野は「僕ね、その日は休演日なんです。仕事なんです」と衝撃の告白。川平が「次の日、オンステージで祝いますよ」とフォローした。
劇中で描く“一晩の奇跡”にちなみ、同じように一日を与えられたらどのように過ごしたいかと問われると、川平は「キャンピングカーをレンタルして、この4人で旅をしたい」と声を弾ませた。長野は「おいしいものを食べまくります。体のことを気にせずどんなにカロリーを取ってもいいんですよね。カルビを含め、甘いものから何から」と瞳を輝かせた。
松岡は「SOPHIAのライブがしたい」と語り、最後に鈴木が「川平さんのキャンピングカーに乗っておいしいものを食べて、充くんのライブを見たい」とうまくまとめて歓声を浴びた。また松岡は「どこまでがお芝居でどこまでがリアルか、客席にいても分からないぐらいリアルに仕上がっています」、長野も「お客さんも巻き込みます」とミュージカルをアピールし、4人で「センキュー」と即席のハーモニーを披露した。
ミュージカルは10月1日~10日まで東京グローブ座で上演、10月12日、13日に神奈川芸術劇場〈ホール〉で上演。
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