渡辺謙、12年ぶりの舞台に意気込み 三谷幸喜「できるだけ目を合わせないように」

2013年2月8日 / 20:06

 (左から)高泉淳子、段田安則、渡辺謙、和久井映見、三谷幸喜氏

 舞台「ホロヴィッツとの対話」の公開フォトコールが8日、東京都内で行われ、出演者の渡辺謙、段田安則、和久井映見、高泉淳子、演出の三谷幸喜氏が出席した。

 本作は、実在した天才ピアニストのウラディミール・ホロヴィッツと、彼を25年間支え続けた調律師フランツ・モアとのある一夜を描く。

 モア役で12年ぶりの舞台に挑む渡辺は「稽古中は自転車に乗るのと同じで体が(舞台の感覚を)覚えていた感じがあったけど、劇場に入った初日は異常に興奮してくたびれ果てた。舞台の場合は、限られた時間の中で激しいビートを刻み、その中でワッと完結していくエネルギーが必要。演劇的な体力を確認しながら、みんなでしっかり頑張りたい」と意気込みを語った。

 そんな渡辺について、三谷氏は「稽古から“なんてせっかちな人なんだろう”と思った。すごく細かいところもあって。わずらわしいわけではないけど…。ちょっとでも目が合ったら『三谷さん、あそこなんだけどさ~』って話し掛けてくるので、できるだけ目を合わせないようにしています」と冗談交じりに話し、会場を沸かせた。

 一方、初舞台となる和久井は「公開稽古でも手が震えた。今朝から呼吸の仕方を忘れるぐらいです」と緊張気味。そんな和久井を見て三谷氏は「今までの和久井映見とは違う一面を見ていただけると思う。“ニュー和久井”をたっぷりご覧いただきたい」とアピールした。

 舞台は9日~3月10日、東京・渋谷のPARCO劇場で、3月13日~31日、大阪・シアターBRAVA!で上演。


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