渡辺謙「被災地にあるのは生きてきたという痕跡」　瀬戸朝香と「ずっと、いっしょにいたい人」に

　「ずっと、いっしょにいたい人２０１１」に選出された渡辺謙と瀬戸朝香　(c)KYODONEWS

　俳優の渡辺謙と瀬戸朝香が１０日、都内で開かれた「ＷＩＴＨ　ＣＯＴＴＯＮ　ＵＳＡ～ずっと、いっしょにいたい人２０１１～発表会」に登場した。

　渡辺は“ずっと、いっしょにいたいと感じる人柄”として、瀬戸は“親しみやすく、愛情あふれる人柄”として選出された。

　コットンについて、渡辺は「とても着心地が良くて、ゴルフウエアなどでも取り入れている」、瀬戸は「手や肌に触れるものには、気を付けている。子どももいるし、私自身も使っている」と話した。

　また、２２カ所の避難所を回ったという渡辺は、東日本大震災にふれ、「まだまだ普通に生きて行くのも大変なところがある。被災地にあるのは、がれきの山じゃない。その場所で生きてきたという痕跡なんです」と力を込めた。被災地へ向けて「僕たちは絶対に忘れてないよという意思は、持ち続けていきたい」と熱い思いを語った。