映画『悪の教典』の公開に先立ち、「悪酔いの教典」トークショーが23日、東京都内で行われ、出演者の伊藤英明、浅香航大、KENTA、三池崇史監督が登壇した。
本作は、生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実(伊藤)が、担任するクラスの生徒全員を殺りくするというサスペンス劇。この日、上映会の前に開催されたトークショーは、会場で軽食やお酒を楽しみながら、たばこも吸えるという自由な雰囲気で進行した。
「自分はあがり性なのでもう2杯も、ひっかけてきました」と上機嫌で登場した伊藤は、観客ともグラスを合わせて乾杯するなどサービス精神旺盛。衝撃的な映画の内容に「くれぐれも食べたものを吐かないように!」と冗談を交えてあいさつ。三池監督は「こう見えてもシャイで神経質なところがあってね。やっぱり一本映画を背負って立ってるから、公開に向けてじっとしていられないという真面目な青年なんですよ」と、伊藤の素顔を明かした。
イベントが最後に近づくと「たばこは1年前にやめた」という伊藤が「吸うのはもうおっぱいだけに決めたんで」と爆弾発言。三池監督が止めるのを振り切り、さらに伊藤は「俺はお母さんのおっぱいを吸ってきて…。おやじが吸ったから俺たちがいるんだろ。縄文時代からおっぱいを吸い続けているんだよ男は、分かるだろう!?」と暴走。三池監督から締めのあいさつを指示された浅香が「この作品で、僕もおっぱいを吸うためだけに頑張ってきたんですけど…」と悪乗りしたため「今日はありがとうございました!」と監督が強制終了を宣言、会場は爆笑に包まれた。
映画は、11月10日から全国東宝系ロードショー。