伊藤英明「『海猿』のことを嫌いにならないで」 「悪の教典」で生徒を殺りくする高校教師に

2012年10月10日 / 21:54

 (左から)三池崇史監督、伊藤英明、高岡早紀、原作者の貴志祐介氏

 映画「悪の教典」とBeeTVドラマ「悪の教典―序章―」のW完成披露舞台あいさつが10日、東京都内で行われ、出演者の伊藤英明、二階堂ふみ、染谷将太、林遣都、高岡早紀、三池崇史監督ほかが登壇した。

 本作は、生徒から絶大な人気を誇る高校教師・蓮実(伊藤)が、担任するクラスの生徒全員を殺りくするというサスペンス劇。ドラマは、映画で描かれる凶行の数カ月前の設定で、蓮実が知略を駆使して学校支配を進める姿を描く。

 伊藤は「今まで『海猿』でたくさんの人を救ってきて、今回は大殺りく…」と両作のギャップに苦笑いしながらも「『海猿』と同じ年に公開にまでこぎ着けられて本当に幸せに思っています」と満足そうな表情を浮かべた。そして「(この映画を見て)僕のことを嫌いになっても『海猿』のことは嫌いにならないでください。前田敦子」と語り、会場を沸かせた。

 また、ローマ国際映画祭のコンペティション部門に、本作の出品が正式に決定したことも発表された。伊藤は「三池バイオレンスがふんだんに表現された映画なので、ヨーロッパにいる三池監督の熱烈なファンは待ってると思う」と期待を寄せた。

 映画は11月10日から全国東宝系ロードショー。ドラマは10月15日から「dマーケット VIDEOストア powered by BeeTV」で独占配信開始。


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