山崎育三郎、日本初上演ミュージカルに自信 「楽しんでいただけるという確信を持って稽古が進んできた」

2024年1月10日 / 05:00

(前列左から)昆夏美、愛希れいか、山崎育三郎、キムラ緑子、羽場裕一、(後列左から)おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、金井勇太、岡田亮輔

 ミュージカル「トッツィー」日本初演開幕前日囲み取材&公開ゲネプロが9日、東京都内で行われ、出演者の山崎育三郎、愛希れいか、昆夏美、金井勇太、岡田亮輔、おばたのお兄さん、エハラマサヒロ、羽場裕一、キムラ緑子が登壇した。

 本作は、演出家やスタッフと衝突ばかりしていた俳優が、あることがきっかけで女性になりきってミュージカルのオーディションに応募したところ瞬く間に人気者になるという、ブロードウェイ発のコメディー・ミュージカル。主人公のマイケル・ドーシー&ドロシー・マイケルズ役を山崎が務める。

 山崎は、「稽古場でもみんながこれはいける、楽しんでいただけるという確信を持って稽古が進んできました。実際にお客さんが入ってようやく完成する舞台なので、皆さんがどう作ってきたものを受け取ってくださるのか楽しみです」と初日を控えた心境を語った。

 稽古中には、翻訳されたせりふを俳優たちも一丸となって伝わりやすい日本語に直す作業を行ったそうで、エハラは「だいたい山崎育三郎監修です。育三郎さんがお笑いが好きだからいいアイデアがたくさん出てくる。台本の面白いところをプロデュースしていた。そのうちルミネで“山崎育三郎寄席”をやってもらいたい」と話し、おばたのお兄さんも「コメディーがうますぎて引いてます」とちゃかした。

主演を務める山崎育三郎(C)エンタメOVO

 また、この日も囲み取材にドロシー姿で登壇した山崎は、「自然とガニ股でいられなくなってきている。最近も、テレビ番組に出させていただいたときに、気付かないうちに足をそろえて座っていたり、ドロシーになっている瞬間があります」と女性らしいしぐさを自然としてしまうと明かし、会場を驚かせた。
 
 最後に山崎は、能登半島地震についての思いを「被災された皆さんには1日も早く心穏やかに過ごせる日が来ればと心から祈っています。こういうことがあると、当たり前にある日々は当たり前ではなくて。もし、明日がなくても今日の公演でやりきったと思える公演を目指してやっていきたいと思います。トッツィーカンパニーとして日生劇場に募金箱も置かせていただきますので、少しでも寄り添うことができたらと思っています」と語り、改めて「最後まで走り抜けられるように頑張り、たくさんの愛とハッピーと笑いを届けたいと思います」と意気込んだ。

 舞台は、2024年1月10日~30日に都内・日生劇場ほか、大阪、名古屋、福岡、岡山で上演。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top