松坂桃李「夢が一つかないました」  映画『クレヨンしんちゃん』でゲスト声優

2023年6月5日 / 14:26

ゲスト声優を務めた松坂桃李 (C)エンタメOVO

 映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』(8月4日公開)完成報告会見が5日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた松坂桃李、空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)、主題歌を担当したサンボマスター(山口隆、近藤洋一、木内泰史)、野原しんのすけ役の小林由美子が出席した。

 劇場版第31弾となる本作は、シリーズ史上初となる3DCGアニメーション作品。ある夜、宇宙から飛来してきた暗黒の光と白い光が日本列島へと接近、白い光が命中したしんのすけは不思議なパワーを手に入れ…というストーリー。

 宇宙からの黒い光を受け、暗黒のエスパーとなって世界への復讐(ふくしゅう)を誓う非理谷充(ひりや・みつる)の声を演じた松坂は「小さい頃から見ていた『クレヨンしんちゃん』に出られるなんて、ある種、夢が一つかないました」と喜びのコメント。

 オファーを受けたときは、「まず、どれぐらいしんちゃんと絡めるんだろうと。いざ台本を開いてみると、予想以上にしんちゃんとの共演シーンが多かったので、緊張もしましたし、うれしかったです」と振り返った。

 アフレコの感想を問われると、「自分の声を入れるのは不思議な感じでしたね。子ども時代を思い出しながら演じさせていただきました」とにっこり。

 本編を試写で見たそうで、「とにかく野原一家が最高でした。そしてしんちゃんが格好良かったです。3DCGで見られる『クレヨンしんちゃん』は史上初。早く全世界の方々に見ていただきたいです」とアピールした。

 5月4日に妻で女優の戸田恵梨香との間に第1子が誕生したことを発表して以来、初の公の場となった松坂。

 「野原家をどう思うか」との問いには、「愛にあふれている、とってもいい家族だなと思います」と答えた。

 続けて、「僕も年齢が上がってきて、しんちゃん目線からだんだんとお父さんのひろし目線で(作品を)見るようになってきました。何だか、ひろしって全国のお父さんの代表みたいなところがある。普段は駄目駄目だけど、締めるところは締める。映画になるとすごく心に残るせりふを言ったりするので、改めて、ひろしは格好いいなと。僕にとっての憧れの存在でもあります」と語った。


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