「どうする家康」第18回からタイトルバック第2弾が登場 加藤拓演出統括「戦国時代は本気モードで家康に襲いかかります」

2023年5月15日 / 07:05

「どうする家康」の新タイトルバック (C)NHK

 嵐の松本潤が主演するNHK大河ドラマ「どうする家康」。14日にオンエアされた第18回「真・三方ヶ原合戦」の放送分からタイトルバックが変更となった。

 変更に際し、演出統括の加藤拓氏と、タイトルバックのアートディレクター・菱川勢一氏(DRAWING AND MANUAL)からコメントが到着した。

 加藤氏は「徳川家康の生涯はとても長い。『どうする家康』のタイトルバックは、家康の人生とともに激動の戦国時代“全部”を表現するので、一つのパターンでは描き切れません」と第2弾制作の経緯を説明。

 続けて、「伸びやかな青年期から絢爛(けんらん)たる“戦国ど真ん中”へ。『三方ヶ原合戦』で家康は死に直面し、そのことが彼に強く生きる覚悟を目覚めさせるのです。タイトルバックのアップデートもここがターニングポイントでした。日本史上最高のエンターテインメント戦国時代は本気モードで家康に襲いかかります!」と語った。

 一方、菱川氏は「タイトルバックの変更が、なぜこのタイミングだったかといえば『三方ヶ原の戦い』で家康が学んだことは大きく、転機だといえることが大河の物語として大きな分岐点になるという考えからでした」とコメント。

 また、「実はタイトルバックの制作は監督や役者の方々と細かく意見を交わすようなことはあえてせず、古沢(良太)さんの脚本と、時代背景に遺された美術(着物の装飾や絵画など)を参考にしてイメージを膨らませています。唯一のコンセプトとして、昨年一度ドラマの演出陣全員とミーティングしたときに決めた“抽象的に表現する”というものがあります。ドラマを見る方々が想像を膨らませることができる表現を目指すというものです」と明かした。

 さらに、菱川氏は「タイトルバックというものは悲しい話のときも、楽しい話のときも、同じ映像がオープニングに流れます。同じ映像なのに毎度違うように感じられるように抽象表現を用いています。『石のように見えるものは家臣たちかな』『太陽のような丸いものは家康か、または瀬名かな』など、丸や線で構成したアニメーションにどこか人を投影してしまうような想像を導く映像を心掛けて作っています」と語った。

 


芸能ニュースNEWS

「9ボーダー」“コウタロウ”松下洸平の優しいキスに視聴者もん絶 「こんな人が居たらほれてしまうよ」「かわいくて好き過ぎる」

ドラマ2024年5月4日

 川口春奈が主演するドラマ「9ボーダー」(TBS系)の第3話が、3日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、19歳、29歳、39歳…各年代のラストイヤー“9ボーダー”の3姉妹がモヤり、焦りながら自分の生きる道を模索するヒューマンラ … 続きを読む

「季節のない街」「夫婦のことは他人には分からない」「クドカンさんが作るものの下敷きは落語なんだなあ」

ドラマ2024年5月4日

 企画・監督・脚本、宮藤官九郎氏によるドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)の第五話「僕のワイフ」が、3日深夜に放送された。  本作は、黒澤明監督が『どですかでん』(70)として映画化したことでも知られる山本周五郎の同名小説をベースに、舞台 … 続きを読む

「Re:リベンジ」“海斗”赤楚衛二と“大友郁弥”錦戸亮の攻防劇が面白い 「“会長”笹野高史の不敵な笑みが怖い」「不気味で気になる」

ドラマ2024年5月3日

 赤楚衛二が主演するドラマ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジテレビ系)の第4話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  天堂海斗(赤楚)を5カ月間眠らせ、天堂記念病院の前理事長・天堂智信(光石研)を殺害した首謀者は、海斗の伯母 … 続きを読む

「ブルーモーメント」 “ハルカン”山下智久と“優吾”水上恒司のバディに胸熱 「信頼関係が築かれて行く描写が魅力的」

ドラマ2024年5月2日

 山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」(フジテレビ系)の第2話が、1日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、同名コミックが原作。 内閣府直属チームSDM(特別災害対策本部)気象班統括責任者・晴原柑九朗(通称ハルカン、山下 … 続きを読む

清原果耶が撮影秘話 『青春18×2 君へと続く道』5月3日(金)から全国公開

ドラマ2024年5月2日

 本作は、台湾で話題を呼んだジミー・ライの紀行エッセイ『青春18×2 日本慢車流浪記』を原作とし、藤井道人が脚本・監督を務め、台湾の人気スター、シュー・グァンハンが演じるジミーと、日本の若手実力派の清原果耶が演じるアミが、「日本×台湾」「1 … 続きを読む

Willfriends

page top