坂口健太郎、不思議な力で傷ついた人を癒やす青年役 役柄との共通点を指摘され「ドキッとすることもあった」

2023年3月27日 / 16:11

(左から)齋藤飛鳥、坂口健太郎、市川実日子 (C)エンタメOVO

 映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』完成報告イベントが27日、東京都内で行われ、出演者の坂口健太郎、齋藤飛鳥、市川実日子、伊藤ちひろ監督が登壇した。

 伊藤監督のオリジナル脚本で描く本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒やす青年・未山を坂口、かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を齋藤、未山と生活を共にしている現在の恋人・詩織を市川が演じた。

 坂口は「この作品は見終わった後に、『すごくスッキリ爽快で面白かったね』というジャンルの作品ではない。監督がすごく余白を大事にしていて、あえて説明を端折ったりしている部分もあるので、見たときにお客さんの中で、どんなものが生まれ、どんなものを持ち帰ってもらえるのか、僕も楽しみです」と笑顔で話した。

 伊藤監督は、映画『ナラタージュ』(17)で坂口と仕事をしたときから、「面白い役者さん。いつか坂口さんで映画を撮りたいなと思っていた」と告白。

 主人公の未山は坂口を想定して描いたそうで、「一見捉えどころがないところとか。割と目の前の全てを受け入れてしまったり、人に対して与え続けてしまうようなサービス精神もあって…」などと坂口と未山との共通点を挙げた。

 これには坂口も心当たりがあるようで、「僕イコール未山ではないけど、ちょっとドキッとすることがある。監督のおっしゃることで、確かに自分もときどき大変なこともあるし、楽ちんなこともある。ちょっとずつバレてるなという感じはありました」と照れ笑いを浮かべた。

 乃木坂46卒業後、初めての映画出演となった齋藤は、本作について「乃木坂の私とは全然違いますし、ファンの人がみんな喜ぶ作品じゃないとは思います」と紹介。

 役作りについては、「最初に監督と『莉子ちゃんはただ暗いだけの女の子じゃないよ』というお話はしました。一歩間違えると、ただの暗い人になっちゃいがちだけど、そこもどうやったらいいのか分からなくて。準備していくというよりは、とにかく監督の言うことをそしゃくして、どうにか形にするということをやっていました」と撮影を振り返った。

 映画は4月14日から公開。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」“黒木”柿澤勇人のホラー的演出の登場に戦慄 「注いだワインの量が異常で怖かった」

ドラマ2025年11月5日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「大泉さんの“ちょっとだけ福山雅治”に大爆笑」「人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれない」

ドラマ2025年11月5日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第3話が、4日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top