さだまさし「舞いあがれ!」で“ばらもんだこ役” ナレーションは「舞のおじいちゃんみたいな感じで」

2022年10月5日 / 16:45

「舞いあがれ!」の語りを務めるさだまさし (C)NHK

 NHKで放送中の連続テレビ小説「舞いあがれ!」で「語り」を務めるさだまさしからコメントが届いた。

 本作は、福原遥演じるヒロイン・岩倉舞が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人々との絆を育みながら、空への憧れに向かってまい進する物語。

 今回のオファーについてさだは「まさかナレーションをやるとは思っていませんでした。長年『朝ドラの主題歌をやりたい』と言い続けているので、しゃれで、『また主題歌じゃないの?』とは言いましたけれど、これはもう“お約束”のコントになっています」と苦笑い。

 続けて、「朝ドラは、昨年の『カムカムエヴリバディ』の平川唯一役に続いて2年連続。『こんなに続けて出ていいのかな』とも思ったのですが、僕は長崎県出身ですので、五島列島が舞台になると伺い、ご縁を感じてお受けしました」と語った。

 自身の役割については、「台本を読むとあんまりベラベラしゃべらないタイプだったので、ありがたかったです。ナレーションというのは、ただのト書きじゃないんですよね。必要最低限のことをきちんと伝えつつ、登場人物たちの気持ちを支えるという役割」と説明。

 また、「今回、僕の役どころというか、語りの“発し手”は、五島列島の名物である『ばらもんだこ』なんです。五島で育った人にとっては、子どもの頃からいつも身近にあるたこで、五島らしさを表すものといえばこれ、という象徴的なものです」と語った。

 「ナレーションにもいろんな方法論があって、キャラクターを強く打ち出して、出演者の一人になっていくような作品もあるけれど、今回はそういうタイプではないので、楽ですよ。舞のおじいちゃんみたいな感じで見ていればいいので」と話した。

 実際の収録の様子については、「最初の方は、演出の方から『もうちょっと明るいとどうなりますか?』とか、『もう少し“さだまさし”を出したらどうなりますか?』などと提案を頂いて、お互いに探りながらやっていました。いいところで綱引きができていれば最高ですよね。とにかく、『聞いて分かる』ようにするのはとても難しいです」と語った。

 そして、「僕は九州人でイントネーションが怪しいので、『アクセント辞典』を常に携帯して、鼻濁音などにも気を付けています」と明かした。


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