中川大志「昭和の芸能界は僕の世代からはすごく新鮮」 松井玲奈らと「昭和歌謡界」の音楽劇に挑戦

2022年9月13日 / 16:43

主演の中川大志 (C)エンタメOVO

 音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」制作発表が13日、東京都内で行われ、出演者の中川大志、松井玲奈、福本雄樹、浅利陽介、中村中ほかが登場した。

 本作は、シェークスピア作の『リチャード三世』×「昭和の歌謡界」をテーマにした、音楽・笑い・愛憎・お涙頂戴ありの音楽劇。

 本作が、本格的な舞台への初挑戦で初座長作品となる中川は「久々に震えるぐらい緊張しています。1年半前から、この『歌怪曲』に向けて歌のボイストレーニングを始めたり、準備をしてきて、いよいよ稽古が始まるんだなという思いです。本当に未知の挑戦になります」とコメント。

 自身の名前が入った作品名については、「最初は仮のタイトルだと思っていたのですが、本当のタイトルとして発表されていたのでドキドキしています」と緊張の面持ちで語った。

 醜い風貌と不遇な宿命を背負って生まれた主人公・鳴尾定と、歌謡界を席巻する美貌の歌手・桜木輝彦の二役を演じる中川。

 本作への意気込みを聞かれると、「昭和の芸能界の時代は、僕の世代からするとすごく新鮮なところがたくさんあって、今にはないエネルギーだったり、ファッションやカルチャー、音楽が色鮮やかでポップな印象があります。そこに血なまぐささや、内側からにじみ出てくるにおいや温度みたいなものが乗って、熱量のある作品にできたらなと思っています」と語った。

 レコード会社の社長・蘭丸杏を演じる松井は「蘭丸杏はとてもカッコ良くて、強くて、悪い女性のイメージがあります。お稽古をしていく中で、彼女の正義と悪を私自身も理解して、カッコいい女性を見せていけたらと思います」と話した。

 舞台は、11月6日から30日まで都内・明治座ほかで上演。

音楽劇『歌妖曲~中川大志之丞変化~』 制作発表から (C)エンタメOVO


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