エンターテインメント・ウェブマガジン
(左から)松下洸平、阿部サダヲ、宇崎竜童、水田伸生監督 (C)エンタメOVO
映画『アイ・アム まきもと』完成報告会が4日、東京都内で行われ、出演者の阿部サダヲ、宇崎竜童、松下洸平と水田伸生監督が登壇した。
本作は、小さな市役所で、人知れず亡くなった人を埋葬する「おみおくり係」として働く牧本(阿部)の物語。
ある日、亡くなった蕪木老人(宇崎)の身寄りを探すことになった牧本は、彼のかつての友人や知人を訪ね歩くが…という話が展開する。
『舞妓Haaaan!!!』(07)、『謝罪の王様』(13)に続き、水田監督とタッグを組んだ阿部は「本当にすてきな話。こういうハートフルコメディーはあまりやったことがないので、オファーが来たときは素直にうれしかったです」とコメント。
宇崎は「こういう出演の仕方もあるのかと。中身も知らずにOKしましたが、台本を読むと面白かった。孤独死は世界中で問題になっているので、とてもタイムリーなテーマだと思いました」と話した。
牧本に迷惑を掛けられる神代刑事役の松下は、これが阿部と初共演。「ずっとテレビや舞台で拝見していたので“本物だ”と思いました」と率直な思いを明かした。
続けて、「僕が攻めていかなければいけない役なので、心を鬼にしてやらせてもらいました」と回顧。
阿部も「怒り方も軽やかで、すてきでした。最近、叱ってくれる人があまりいなかったので…」とうれしそうに語った。
また、「迷惑を掛けていると自覚しつつ、日頃やめられないこと」を尋ねられたキャストたち。
松下は、撮影の移動の際によく“置いてけぼり”になることを告白。「気配が本当にないみたいで。現場に残ったスタッフさんに『皆さん行かれましたよ』と言われちゃう。数年に1回はやってしまう」と苦笑した。
宇崎は「嫁(作詞家の阿木燿子)が、洗って乾かして畳んだ洗濯物を部屋に置いてくれているのですが、自分でタンスに入れたことがない。今日も見たら、腰の高さぐらいまでになっていた。嫁は『ちゃんとタンスに入れてくださいと言ってきたけど、あなたは30年たってもそこに置いとくのね』とプンプン怒っていました」と話して笑わせた。
映画は9月30日から公開。
舞台・ミュージカル2025年6月30日
今年の夏も記録的な猛暑が続く予報。暑い夏を少しでも涼しく過ごすのに最適なイベントがやってくる。 近年、YouTubeや配信番組などが多数制作されるなど、ブームを⾒せている“怪談”。今回、その“怪談”をテーマにした⼤型リアルイベント「To … 続きを読む
ドラマ2025年6月30日
火ドラ★イレブン「北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。」(カンテレ・フジテレビ系・7月1日より毎週火曜よる11時放送)の取材会が行われ、出演者の本田翼、志田未来、岩瀬洋志、増子敦貴がドラマの見どころを語った。 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年6月28日
手塚治虫の不朽の名作を演出・栗山民也、主演・坂本昌行で贈るミュージカル「ブラック・ジャック」が、6月28日(土)に東京・文京区のIMM THEATERで開幕。初日前日の27日(金)にフォトコールと取材会が行われた。 1973年「週刊少年 … 続きを読む
ドラマ2025年6月27日
「波うららかに、めおと日和」(フジテレビ系)の第10話(最終話)が、26日に放送された。 本作は、西香はち氏の同名コミックを原作に、昭和11年を舞台に、突然舞い込んだ縁談から帝国海軍に所属する江端瀧昌(本田響矢)と交際ゼロ日婚したなつ美 … 続きを読む
ドラマ2025年6月26日
松本若菜が主演するドラマ「Dr.アシュラ」(フジテレビ系)の最終話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、時に重症患者2人を同時にオペするなど、鬼神・阿修羅のごとく振る舞う様子から“アシュラ先生”と呼ばれるスーパー救命 … 続きを読む