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吉高由里子「自分よりも長生きする作品に」 主演ドラマ「最愛」が「総務大臣賞」を受賞

吉高由里子 (C)エンタメOVO

 一般社団法人デジタルメディア協会主催「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’21/第27回AMDアワード」授賞式が14日、東京都内で行われ、昨年10~12月に放送されたTBSドラマ「最愛」が大賞の「総務大臣賞」を受賞。同ドラマに主演した女優の吉高由里子ほかが出席した。

 「最愛」は、殺人事件の重要参考人となった実業家の真田梨央(吉高)と、梨央の初恋の相手で刑事の宮崎大輝(松下洸平)、弁護士の加瀬賢一郎(井浦新)を中心に展開する物語。

 俳優の演技と巧妙な映像カットがネット上で大きな話題となり、「2021年視聴者の心を最もつかんだ作品」として大賞を受賞した。

 金子恭之総務相から“グランプリフラッグ”を受け取った吉高は「立派な旗を持ち、このような曲が流れると、何だか強くなった気分。旗を振り回したい気持ちをグッと堪えて今ここに立たせてもらってます」とスピーチした。

 完全オリジナル作とあり、吉高は「ゼロの産みの苦しみから始まったドラマで、一つ一つ丁寧に紡いで作ってきた作品です。見てくださった皆さんが、ここまで大きく育ててくださったのだと思います」としみじみ語った。

 吉高は「長く残る作品、自分よりも長生きする作品になったのかな。大変感謝しております」と語り、「これからもワクワクするようなエンターテインメントに携わっていけるよう、自分自身も精進したいと思います」と言葉に力を込めた。

 「AMD理事長賞」は、原作漫画と、昨年公開の実写映画が大ヒットした『東京リベンジャーズ』が受賞した。授賞式には、実写映画で“ドラケン”こと龍宮寺堅を演じた山田裕貴が登壇。

 「ドラケンのせりふで、『下げる頭は持っていなくてもいい、人を思う心は持て』というのがあるのですが、このせりふのように、皆が皆を思う熱い気持ちが作品をここまで持ち上げたんだと思います」と受賞の喜びを語った。

 

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