ミュージカル「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」の公開稽古&取材会が3日、東京都内で行われ、出演者で関ジャニ∞の丸山隆平と、さとうほなみが登場した。
本作は、愛と自由を手に入れるために性転換手術を受けたものの、手術の失敗によって股間に「アングリーインチ(怒りの1センチ)」が残ってしまったロックシンガー・ヘドウィグ(丸山)が、愛を叫び求める姿を描く。
丸山は「ミュージカル自体が初挑戦なので、ほなみさんやバンドの方の支えをもとに、生の臨場感を楽しんでいただけたらなと思います。感染症対策を用意してお待ちしています」と語った。
ドラァグクイーンに扮(ふん)した自身の姿については、「プロの技術って、すごいなと実感しています。ヒールが思ったよりも高くて、結構しんどいので、本当に女性を尊敬します」と吐露。
本番に向けて、「脇とすねの毛を今からそります。見納めです」と報道陣にアピールして笑いを誘った。
丸山と共演した印象を聞かれたさとうは「自由度の高い方だなと感じています。お芝居をしていても歌っていても、そのままの丸山さんでいても、すごく自由度が高くて生き生きされていて。見せ方も上手だし、考え方も素晴らしいし、もう百点です」と語った。
また、「関ジャニ∞のメンバーは何と言っている?」と質問された丸山は「今日メールが来ました。村上(信五)は、北京から『応援してるぜ』とメールをくれて、安(安田章大)は『行ってらっしゃい』、たちょ(大倉忠義)は『大変な中だけれど、無事に幕が開けて終わるのを待っています』みたいな感じで。横さん(横山裕)は寡黙な人なので、終わってから『お疲れ』って来ると思います。四者四様で、心が温まって元気をもらいました」と明かした。
舞台は、13日まで都内・EX THEATER ROPPONGIほか、全国5都市で上演。