松本潤『99.9』は「スタッフ一同が夢を乗せる映画」 香川照之「台本も私たちが好き勝手にイジっちゃう」

2022年1月16日 / 07:55

(左から)西島秀俊、香川照之、松本潤 (C)エンタメOVO

 映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』大ヒット御礼舞台あいさつが15日、東京都内で行われ、出演者の松本潤、香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が登壇した。

 本作は、2016年と18年にTBS系「日曜劇場」で放送された連続ドラマの映画版。今回は、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビらが15年前に起きた凶悪事件に挑む。

 「この映画を一言で表すなら?」と聞かれた松本は「スタッフ一同が夢を乗せる映画」と回答。

 その理由を「僕らキャスト陣もそうですが、スタッフの皆さんが前向きに、こんなことできないかなと、最後の最後まで、諦めずに何がベストかをずっと探り続けるような現場だったので。お客さんに楽しんでもらいたい、その思いを行動に移し、映画に乗せる、そんな現場でした」と語った。

 香川は「台本が跡形もない映画」と回答。アドリブ連発の現場とあり、「(撮影が)始まったらずっとふざけている。『いとこんち』(深山らが集う小料理屋)のシーンなんて“お任せ”ですから。台本も私たちが好き勝手にイジっちゃう。大好きなんだよね」と笑った。

 そんなギャグが満載の本作に、謎多き弁護士・南雲役として初参加した西島。「木村(ひさし監督)組でこんな真面目な演技をすることに違和感があった」と明かした。

 続けて、「次回もし続編で南雲がちょっとでも出られるなら、ぜひこっちのギャグパートに参加したい」と語ると、香川が「こっちのヨゴレに入ってくる?」とノリノリで歓迎した。

 イベント終盤には、ドラマ版からのキャストである榮倉奈々や木村文乃、奥田瑛二らから、ビデオメッセージが届くサプライズも。松本は「うれしいです。びっくりしました。後でVTRをください。家に帰って、これでゆっくり飲みます」と語った。

 


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