柄本佑、演じた不倫夫は「ばか正直」 妻役の黒木華「チャーミングで憎めない」

2021年8月26日 / 07:02

柄本佑(左)と黒木華 (C)エンタメOVO

 映画『先生、私の隣に座っていただけませんか?』完成報告会見が25日、東京都内で行われ、出演者の黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒と堀江貴大監督が登壇した。

 本作は、結婚5年目の夫婦の心理戦を描いた物語。漫画家・佐和子(黒木)の新作漫画のテーマは「不倫」。佐和子の担当編集者・千佳(奈緒)と不倫をしていた夫の俊夫(柄本)は「妻にバレたかもしれない」と精神的に追い詰められていく。

 柄本は「撮影前に監督とも話したんですが、とにかく100(パーセント)俊夫が悪い。全て俊夫が招いた結果なんです」と語った。

 その上で、「鑑賞後に、観客の人が『俊夫、やっぱ悪いやつだね』じゃなくて、『しょうがねえやつだな。頑張れよ』となるような。どこか人間的で親しみを感じる俊夫に持っていきたいと…」と役作りを振り返った。

 さらに、「今思うと、俊夫って明らかに不倫に向いてないんですよね。ばか正直なんで」と柄本。黒木も「私は結構チャーミングだなって思っちゃいました。本当に不倫に向いてないじゃないですか。右往左往している姿がかわいらしい。憎めないです」と語った。

 そんな本作を、「爽快、快活、健康的不倫ムービー」と評した柄本。「なかなか不倫を題材にして、ここまで気持ちのいい作品はないと思うんです。とある決断をしたときに突き進んでいく女性の強さみたいなものも、この作品の中には描かれていて、その爽快さもあったりすると思うので」と本作の魅力を語った。

 司会者から「家族で見に行っても大丈夫?」と聞かれると、「全然いいんじゃないですかね。ファミリームービーでは、ない…。でも、そのぐらい健康的に不倫を描いてます」と笑顔でアピールした。

 映画は9月10日から公開。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

Willfriends

page top