ミュージカル「ゴヤ-GOYA-」制作発表記者会見が9日、東京都内で行われ、出演者の今井翼、小西遼生、清水くるみほかが登壇した。
本作の舞台は、フランス革命・ナポレオン戦争の時代。聴力を失ったものの「裸のマハ」などの作品を生み出したスペインの画家、フランシスコ・デ・ゴヤの人生に焦点を当てたオリジナルミュージカル。
主人公のゴヤを演じる今井は「僕自身、病を経験し、今を迎えられる喜びを感じています。なので、ゴヤの紆余(うよ)曲折の人生を、丁寧かつ大胆に、エネルギッシュに演じていきたいです」と意気込みを語った。
ゴヤの親友・サパテールを演じる小西は「ゴヤが熱い思いを語ってくれる役を演じる上に、今井さんとも同世代なので、稽古を通して、親友を超えた心と心の通った関係になれたらと思います」とコメント。
ゴヤの妻・ホセーファを演じる清水は「今回の会見をきっかけに衣装を着て、役に対するインスピレーションをもらえたので、本番まで頑張りたいです」と話した。
さらに、今井は「自分の足で病と向き合い、上り詰めていくエネルギーを、フラメンコはもちろん、この作品を通して感じていただきたいです。これまでにはない、新作ミュージカルをご期待いただけたらと思います」とアピールした。
舞台は4月8日~5月9日まで、都内・日生劇場ほかで上演。