のん、主演作が東京国際映画祭で観客賞を受賞 「女優のお仕事が大好き。一生ここにいたい」

2020年11月10日 / 10:05

「第33回東京国際映画祭」のクロージングセレモニーに出席したのん(c)2020 TIFF

 「第33回東京国際映画祭」のクロージングセレモニーが9日、東京都内で開催され、観客賞を受賞した『私をくいとめて』に主演したのんと大九明子監督が登壇した。

 今年は、コンペ部門がなく、ショーケース部門「TOKYO プレミア 2020」の中から、観客の投票によって選ばれた観客賞が唯一の賞となった。

 のんは「このようなすてきな賞を頂きありがとうございます。毎年設けられている賞だと思いますが、今年は唯一の賞ということで、観客の皆さんに応援いただいた作品ということを、うれしく思っております」と目を輝かせながら喜びを語った。

 その後、のんは大九監督と共に受賞者記者会見にも出席。「映画とは? 女優業とは何ですか?」と尋ねられると、「私は本当に女優のお仕事が大好きで、一生ここにいたいと思っています。10代のときに一度、もし女優をしていなかったら何をしていたんだろうと考えたことがありましたが、何も思い浮かびませんでした。実家にいる妹に尋ねてみたら、『その辺でのたれ死んでいると思う』と言われて、やばいやばいって。これは自分の生きるすべだと思って気持ちが固まりました」と語った。

 また、「主演映画というのは本当に特別です。まずたくさん出番があって、一番せりふがある。ずっと大好きな演技をしていられるということが至福です。また、映画は、本当にたくさんの方々の技術と脳を集結させて一つのシーンを作り上げていく。たくさんの人が一点を見詰めて同じ目標に向かっていくという感覚が本当にたまらないです。主演はもちろんくたびれることもあるけど、いいものが撮れたときの感覚は他では味わえないです」と語った。


芸能ニュースNEWS

市川團十郎、お正月に「忠臣蔵」 現代ならではの視点を織り込んで作り上げる

舞台・ミュージカル2024年11月21日

 松竹創業百三十周年「双仮名手本三升 裏表忠臣蔵」取材会が21日、東京都内で行われ、市川團十郎が登壇した。  2年間にわたる襲名披露興行を終えた十三代目市川團十郎。今回の公演では、寛延元年(1748年)に初演されて以来、およそ280年にわた … 続きを読む

「全領域異常解決室」エピソード0的伏線回収に反響 「7話でエピソード0を持ってくるこの構成すごすぎる」

ドラマ2024年11月21日

 藤原竜也が主演するドラマ「全領域異常解決室」(フジテレビ系)の第7話が、20日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  雨野小夢(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気付く。そして話は、4カ月前にさかのぼる。全決で食事を振舞ってい … 続きを読む

「民王R」“秋保”黒川想矢と入れ替わった“泰山”遠藤憲一、若者の闇を知る 「いろいろ考えさせられて、ちょっと泣きそう」

ドラマ2024年11月20日

 遠藤憲一が主演するドラマ「民王R」(テレビ朝日系)の第5話が、19日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、2015年に遠藤憲一・菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編で、総理大臣・武藤泰山(遠藤 … 続きを読む

「ウイングマン」菊地姫奈、大原優乃のアクション、桂氏の出演に反響 「大原優乃と菊地姫奈が特に光ってた」

ドラマ2024年11月20日

 藤岡真威人が主演するドラマ「ウイングマン」(テレビ東京系)の第5話が、19日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、特撮オタクの高校生・広野健太(藤岡)が、異次元から来たアオイ(加藤小夏)のドリムノートに、空想のヒーロー“ウ … 続きを読む

「あのクズを殴ってやりたいんだ」「腹筋キスはやば過ぎた」「奈緒ちゃんのボクシングすご過ぎ!」

ドラマ2024年11月20日

 ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第7話が、19日に放送された。  本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメ … 続きを読む

Willfriends

page top