水原希子、葛藤を乗り越えて強く生きる役に共感 「自分とリンクする部分があった」

2020年11月5日 / 22:14

美紀役を演じた水原希子

 映画『あのこは貴族』舞台あいさつが5日、東京都内で行われ、出演者の門脇麦、水原希子、高良健吾と岨手由貴子監督が登壇した。

 本作は、山内マリコ氏の同名小説を映画化。門脇と水原が演じる、異なる環境を生きる2人の女性が、恋愛や結婚だけではない人生を切り開く姿を描く。

 東京生まれの箱入り娘の華子を演じた門脇は「原作を読んだ当初から、典型的なお嬢さまにはしたくないな、という思いがありました。何より山内さんの描く、地の文がキュートで魅力的。何とかその部分を取り入れられたらと、試行錯誤をしながら演じました」と役作りについて語った。

 一方、水原が演じたのは、名門大学に合格して上京したものの、家庭の事情で大学を中退しなければならなかった美紀役。

 水原は「撮影は1年半前ぐらい。美紀ちゃんはいろんな葛藤を乗り越えながら強く生きている女性。脚本を読んだタイミングで、ちょうど自分が起業したこともあって、すごく自分にリンクする部分がありました」と語った。

 続けて、劇中の「2人の人生が交わる瞬間が特に素晴らしい」といい、「女の子の映画なんだけど、全ての人が共感できるような、本当に美しいものが詰まった映画になっています」とアピールした。

 門脇は「個人的にこの映画は開放の物語だと思ってます。人は、無意識のうちに自分をカテゴライズしてしまう。でもちょっと角度を変えてみたり、新しい出会いがあると、自分の視界が開けて、もっと自分を好きになれたりする。それをちゃんと見付けてあげられるかで、人生がちょっと変わってくると思います」と笑顔で語った。

(左から)高良健吾、門脇麦、水原希子


芸能ニュースNEWS

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

ドラマ2025年7月9日

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。  本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む

Willfriends

page top