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映画『望み』公開記念舞台あいさつが9日、東京都内で行われ、出演者の堤真一、石田ゆり子、岡田健史と堤幸彦監督が登壇した。
本作は、雫井脩介氏の同名小説が原作。高校生の息子(岡田)が消えたその日、同級生が殺され、幸せだった家族の日常は一変する。息子は犯人なのか、それとも、もう1人の被害者なのか。極限の家族愛が描かれる。
息子の無実を信じる父親役を演じた堤は「精神的に大変な撮影でしたが、こうして完成して皆さんに見ていただけることを、心から喜んでおります」とあいさつした。
たとえ息子が殺人犯であったとしても生きていてほしい、と願う母親役を演じた石田は「撮影中は、本当に毎日がつらかったですが、映画のタイトル通り、何か希望を感じるような優しい空気を持った映画になっています」とアピールした。
撮影前には、この日登壇した4人で食事会を行ったという。その理由を堤は「映像の仕事でよくあることなんですが、現場で『はじめまして』で、いきなり家族や恋人を演じるのが苦手で。なので、僕からお願いしました」と説明した。
そんなこともあり、家族の空気が自然と生まれたという。石田は「堤さんはとても求心力がある方。撮影中もみんな楽屋などに帰らずにセットの片隅でずっと話していることが多かったです」とエピソードを披露した。
息子役の岡田は「最初の食事会があったから、そこで堤真一さん、石田ゆり子さんという役者、人間を目の当たりにすることができました」と語った。
娘役の清原果耶は他の撮影のため、この日は欠席し、ビデオレターを寄せた。食事会も参加できなかったそうで、堤は「俺らが暇みたいな感じ」と笑わせながら、「機会があったら会ってお祝いしたいです」と語った。
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