三浦春馬さんの遺作「カネ恋」が終了 「そこには春馬くんがいました」

2020年10月7日 / 07:29

 松岡茉優と三浦春馬さんが出演するドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(TBS系)の最終話が、6日に放送された。

 玲子(松岡)は、猿渡慶太(三浦さん)からの突然のキスに動揺し、眠れない夜を過ごした。一方、慶太も動揺を隠し切れないでいた。

 翌朝、玲子が目を覚ますと、すでに慶太は家におらず、会社にも出勤してこない。そんな中、玲子は、自分が“清貧”になった過去に関わるあるものを発見する。

 本作は、亡くなった三浦さんの代役は立てずに、これまでに撮影されたシーンを使って完成させた。最終話では、ロボットペットの猿彦に、慶太が着ていたものと同じ柄のアロハシャツを着せ、慶太に見立てたかのような演出がなされた。

 放送終了後、SNS上には「猿彦が猿渡さんのまんまで、そこには春馬くんがいました」「最後はちゃんと慶太の笑顔が見えた」「春馬さんがいるかのように思えた。代役を立てずに放送してくれたことに感謝」といったコメントが多数寄せられた。

 また、劇中の登場人物たちのせりふには、「人を笑顔にする才能を、生まれたときから持っていた」「ママはいつだって慶ちゃんの一番のファンだからね」「猿渡さんはいつもいつも優しかった。正直、腹も立っていますよ…。会いたい」など、視聴者の心を打つ言葉が多数あったことから、「愛でいっぱいで号泣した」「みんなみんなありがとう」「演技が演技に見えなくて泣けた」といった投稿が相次いだ。

 番組のラストには「春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同」というテロップも流れた。


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