桐山照史「柄本時生がいとおしく見えてきた」 舞台でロミオとジュリエットの恋人役

2020年2月8日 / 04:10

桐山照史(左)と柄本時生

 シアターコクーン・オンレパートリー2020「泣くロミオと怒るジュリエット」プレスコール&囲み取材が7日、東京都内で行われ、出演者の桐山照史(ジャニーズWEST)、柄本時生、八嶋智人、段田安則ほかが登場した。

 ウィリアム・シェークスピアの名作『ロミオとジュリエット』を題材にした本作は、関西の戦後の港町を舞台に、出演者が全員男性、せりふが全編関西弁で繰り広げられる群像劇。ロミオを桐山が、ジュリエットを柄本が演じる。

 桐山は本作について「ロミオとジュリエットが関西弁で、全員男性(キャスト)で…というのを見たときは、違和感を感じるかもしれないけれど、最終的にはキャスト全員がいとおしくなって、何かを感じ取ってもらえる作品になっています。世界一不器用なロミオとジュリエットを見てください」とアピールした。

 「ジュリエット役が柄本さんと最初に聞いたときの感想は?」と聞かれると、「え?時生!?」と驚き、絶句したことを明かして笑いを誘い、「時生のことを、最初は女性として見られるかなっていうのがありましたけど、稽古をやるほどに、かわいく見えたり、時生がやるジュリエットの癖がいとおしく見えてきました」と自身の変化を語った。

 対する柄本は、ジュリエット役のオファーがきたときの心境について、「2度聞きしました。僕は仕事を断らないって決めてるんですけど、初めて『考えてみたい』って言いました」と振り返った。

 初共演となる桐山の印象については、「おやじ(柄本明)と兄ちゃん(柄本佑)と(桐山が)お仕事をしているので、家で桐山くんのうわさは聞いていました。兄ちゃんが『桐山くん、役者だね』『桐山がいいぞ』と話をしていたので(共演が)楽しみでした」とエピソードを披露した。

 舞台は8日~3月4日、都内・Bunkamuraシアターコクーン、3月8日~15日、大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。

(左から)作・演出の鄭義信氏、段田安則、桐山照史、柄本時生、八嶋智人


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まさに『ノー・シェークスピア ノー・ライフ』というドラマだった」「最後はうるじい(井上順)もトニー(市原隼人)も楽しげに稽古していてよかった」

ドラマ2025年12月18日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第11話(最終話)が、17日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総 … 続きを読む

「スクープのたまご」通報かスクープか…週刊誌記者が直面  「『週刊千石』はいいチーム」「人脈と信頼が大切」

ドラマ2025年12月17日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人記者・信田日向子(奥山)の目を通して“週刊誌の存在意義 … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回、ラストの意味深な人影に考察合戦展開 「まさか黒木? 続編あるのか?」「続編は礼子が刑事に?」

ドラマ2025年12月17日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の最終話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大 … 続きを読む

「娘の命」“沙織”新川優愛の狂気が爆発 「レイコの孤独が胸に刺さった」「復讐に成功してほしい」

ドラマ2025年12月17日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話が、16日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追い … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「また野木亜希子さんの脚本にやられた」「結局、生きていくことが最大のミッションなんだな」

ドラマ2025年12月17日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、16日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は … 続きを読む

Willfriends

page top