シシド・カフカ「不運な探偵役は新鮮」 「これまで平々凡々に生きてきたので」

2020年1月17日 / 16:05

間宮祥太朗(左)とシシド・カフカ

 ドラマ10「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」の試写会が17日、東京都内で行われ、出演者のシシド・カフカ、間宮祥太朗、中村梅雀ほかが出席した。

 本作は、若竹七海氏の人気作『女探偵・葉村晶』を初ドラマ化したもの。訳ありの転職、転居を繰り返し、今はミステリー専門書店のアルバイト兼探偵社の調査員として働く主人公・葉村晶を演じるシシドは、ドラマ初主演となる。

 シシドは「主演が務まっているのか、いまだに疑問ですが、共演者に支えられ、毎日楽しく撮影している。ミステリーは、人間のもろさだったり、普段出てこない怖さだったりを楽しむもの。毎話出てくるゲストの方々の心情を楽しみながらご覧ください」と呼び掛けた。

 何かと災難に巻き込まれ、周りから「世界で最も不運な探偵」と面白がられる葉村。「ご自身は?」と聞かれたシシドは「こういう場で披露するエピソードトークが一つもないぐらい平々凡々に生きてきたので、殴られて、転げ回ってというのは、今回が初めてです」とコメント。

 続けて「こんな人生は絶対に嫌ですけど、こんな感じで、いろんなことを経験させてもらうのは、新鮮な気持ちになれて面白いものだな、と思っています」と語った。

 また、初共演となった間宮について、「最初は心を閉ざされてる感じがあって…」と率直な印象を話すと、間宮は慌てたように「僕は結構、雑な人間。カフカさんが“ちゃんとした人”なので、僕がヘラヘラしていたら嫌かなと思って、ちょっと抑えて猫をかぶっていたんです」と明かした。

 ドラマはNHK総合で1月24日、午後10時から毎週金曜日に放送。

(左から)間宮祥太朗、シシド・カフカ、中村梅雀


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