僧侶役の伊藤英明「市川海老蔵さんに謝りたい」 ムロツヨシ「めいっこ、おいっこを見返したい」

2020年1月9日 / 16:56

僧侶役を演じる伊藤英明

 TBS金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」試写会&制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の伊藤英明、中谷美紀、ムロツヨシ、片寄涼太、松本穂香ほかが登場した。

 本作は、僧侶でありながら救命救急医でもある松本照円(伊藤)の奮闘を通じて「生きることとは何か」を問う医療ヒューマンドラマ。

 伊藤は「自分自身、近年子どもが2人生まれて、その中で“第2の父親”である事務所の社長を亡くし、かわいがっていただいた津川雅彦さんを亡くしました。生と死という自分の人生の岐路を感じているときに、この作品に出会えたことに感謝と深い縁を感じています」と語った。

 役作りについては「僧侶役なので般若心経を覚えることに非常に苦労して、ジムのお風呂でよくお経を唱えていたら、ジムの人が『市川海老蔵さんがジムでお経を唱えている』って言い出して。(本作の)情報が解禁されてからは『伊藤英明がお経を読んでいた』ってことで収まりがついたんですけど、その間、不気味がられた市川海老蔵さんに謝りたいです」とエピソードを披露して、笑いを誘った。

 一方、サトリ世代の研修医を演じる片寄は「高校時代の同級生に研修医をやっている人が2人いるので、大阪に帰省したときに2人のリアルな声を聞いてきました。サトリ世代の代表として精いっぱい演じたいです」と意欲的に語った。

 心臓血管外科医を演じるムロは「お正月に地元に帰省したときにも友達やめいっこ、おいっこから『次は何の役をやるの?』と聞かれて『天才心臓外科医だよ』と言ったら笑われました。そいつらを見返すために頑張りたいです」と語って笑わせた。

(左から)余貴美子、ムロツヨシ、伊藤英明、中谷美紀、松本穂香、片寄涼太


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