蒼井優、高橋一生と18年ぶりに共演 夫婦役に「無敵だなと思った」

2019年12月19日 / 15:08

高橋一生(左)と蒼井優

 映画『ロマンスドール』の完成披露試写会が18日、東京都内で行われ、出演者の高橋一生、蒼井優、三浦透子、きたろうとタナダユキ監督が舞台あいさつに登壇した。

 本作は、2009年にタナダ監督が刊行した小説を、自ら脚色し、映画化。ラブドール職人であることを隠している夫と、ある秘密を抱える妻の濃密な10年間を描く。

 高橋と蒼井は、『リリィ・シュシュのすべて』(01)以来の本格共演。高橋は「ずっとご一緒したくて、何度かお会いしたことはあったけれど、今回、すんなり入れたのがうれしかった」と振り返った。

 一方、蒼井は、同作が映画初出演だっただけに、「何も知らない私を見ているから、地元の知り合い感覚で、勝手に親近感を覚えていた。普段は『一生くん』と呼んでいるけれど、すごい先輩。でも、今さら高橋さんとは呼べなかった」と照れながら明かした。

 その上で、「心でのお芝居と、技術も持っている両刀の方。無敵だなと思ったので、せりふを素直に聞いて返すのみでした」と語った。

 劇中では、2人のラブシーンもあるが、高橋の師匠に当たる職人を演じたきたろうが「2人がリアルなんだよね。互いに恥ずかしそうにしているところがとてもいいんですよ。でも僕は、もっとエッチになってほしかったな」と発言。高橋は困惑した表情を浮かべながら、「エッチのシーンを主体に話さないでください」といさめて会場の笑いを誘った。

 高橋は「とてもいい環境作りをしていただいた現場で、素晴らしい作品になった。秘密やうそが大きくフューチャリングされているけれど、失ってしまい、戻らないものと、どう折り合いをつけるか、日常は続いていく絶望の中に一つでも光明を見いだしていただければ」とアピールした。

 蒼井は「すてきな映画ができてとてもうれしい。ご覧になった方に寄り添えると自負しています」と自信のほどを語った。

 映画は2020年1月24日から全国ロードショー。

(左から)きたろう、三浦透子、高橋一生、蒼井優、タナダユキ監督


芸能ニュースNEWS

「愛の、がっこう。」“愛実”木村文乃が漢字を教えるシーンに反響 ラウールは「ホスト役がハマり過ぎ」「当たり役」

ドラマ2025年7月11日

 木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第1話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、堅い家庭で育った真面目過ぎる高校教師・小川愛実(木村)と、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)が出 … 続きを読む

吸血鬼×ピュアボーイのBL(ブラッディ・ラブ)コメディー Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」を9月に上演

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今年、TVアニメ化や映画化もされた話題の漫画『ババンババンバンバンパイア』が、今度は舞台化決定。Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」が、9月20日(土)~9月25日(木)まで東京・東京国際フォーラム ホールCで上演さ … 続きを読む

今秋上演するReading Musical「BEASTARS」episode 1のビジュアルを発表&原作・板垣巴留からのメッセージが到着

舞台・ミュージカル2025年7月11日

 今秋9月~10月にかけて東京と大阪で上演するメインビジュアルと全キャラクターのビジュアルが発表された。  板垣巴留原作の『BEASTARS』(秋田書店「少年チャンピオン・コミックス」刊)は、「マンガ大賞 2018」第1位にはじまり、 主要 … 続きを読む

「ちはやふる-めぐり-」「めぐる(當真あみ)のこれからの成長が楽しみ」「千早(広瀬すず)や奏(上白石萌音)が顧問として登場するのが胸アツ」

ドラマ2025年7月10日

 「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第1話が、9日に放送された。  本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(*以下、ネタバレ … 続きを読む

磯村勇斗、稲垣吾郎の初日の撮影シーンに感嘆 「僕の中でより大スターになりました」

ドラマ2025年7月9日

 ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の制作発表会見が9日、東京都内で行われ、出演者の磯村勇斗、堀田真由が登場した。  本作は、独特の感性を持つがゆえに人生にも仕事にも臆病だった弁護士(磯村)が、少子化による共学化で揺れる私立高校に「 … 続きを読む

Willfriends

page top