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誰もが何かしらの「こだわり」を持っているが、そのこだわりの理由は、自分で編み出した人、いつの間にか自分の中で守らなければならない「決定事項」となってしまった人など、ケースバイケースだ。今回は、芸能人が持つ意外なマイルール、面白いこだわりエピソードなどを紹介する。
橋本環奈「家でも気が抜けない」
9月公開の映画『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』でヒロインを演じた橋本環奈は、初日舞台あいさつのトーク中に「家でもリラックスできない」「決めごとを自分に課し過ぎて、気楽に生活できない」などと自身の習慣を打ち明けた。
その内容は「靴を玄関に1足しか置かない」「バスタオルを使った後に干して乾かしてからじゃないと洗濯しない」「洗面台に何も置かない」など、多岐にわたる様子。
橋本は「人には強要はしないけど、なぜだか自分に課しちゃう」と苦笑し、「どこだったら気を抜けるの?」と聞かれると、「家でも、基本、ずっと気を抜いてはいるつもりなんです。ルールが多い上で、気を抜けるように頑張っています」と、複雑な心境をのぞかせた。
橋本といえば、『斉木楠雄のΨ難』(17)のPRイベントで、「睡眠時間が3時間ほど」と明かして、周囲を驚かせたこともある。当時は短い睡眠時間で健康を保っていられる「ショートスリーパー」として報じられたが、最近のインタビューでは、「睡眠時間が短いと現場で頭が働かないので、朝にシャワーを浴びている」とも話しており、厳密にはショートスリーパーというよりも、多忙故の睡眠不足だったのかもしれない。
平野紫耀(King & Prince)「唇をなめちゃう」
『かぐや様~』で橋本と共演した平野も、舞台あいさつ中に、やめられない癖として、「唇をベロでなめちゃう」と告白。「無意識ですね。リップをバーッと塗ってスタンバイしても、出るときにはなめて乾燥しちゃう。冬は一本使い切ります」と明かし、橋本から「リップを半分食べているのと変わらない」と突っ込まれると、「そのままかじったほうが早い」とうなずいて笑わせた。
浜辺美波「座った状態のほうがよく寝られる」
その透明感あふれる演技と、かれんな容姿で人気の浜辺美波。そんな浜辺は、菅田将暉の主演映画『アルキメデスの大戦』の初日舞台あいさつ(7月)で、「自身の変なところ」を聞かれると、「横になるよりも座っている方がよく寝られる」とエピソードを語った。
菅田から「布団で寝るよりも楽なの?」と聞かれた浜辺は、「座っていた方が寝られるんで。(普段は横になるけど)どうしても眠れないときはベッドに寄りかかって寝ます。リクライニングシートの場合も、倒すよりそのままの方が寝やすいです」などとこだわりを披露。とはいえ、「『背骨が曲がるからやめた方がいい』と言われている。首も痛くなるので…」と、周囲には勧めなかった。
菅田将暉「白ごはんと牛乳という組み合わせがこの世で一番好き」
同じく初日舞台あいさつで、特殊な“食べ合わせ”の好みを明かしたのが菅田将暉。菅田は「ごはんのときに牛乳を飲むのが好き」といい、共演の柄本佑から「口の中に米がある状態で牛乳を飲むの!?」と突っ込まれると、「いや、それがいいのよ!」と発言。「だってみんなも、給食とかでやっていたでしょ!?」と主張したが、共演者や観客からは共感は得られなかった。ちなみに同席した舘ひろしは「俺の時代は牛乳じゃなくて、脱脂粉乳でした」と語っていた。