映画『サヨナラまでの30分』の完成披露試写会が2日、東京都内で行われ、出演者の新田真剣佑、北村匠海、久保田紗友、葉山奨之、上杉柊平、清原翔と萩原健太郎監督が舞台あいさつに登壇した。
本作は、1年前に死んだ人気ミュージシャンと現在の大学生が、30分だけ体を入れ替わることができるようになったことで奇跡を起こす青春ラブストーリー。
新田は「いろんなメッセージがあって、若い人に向けては挫折をしてもチャレンジを忘れないでほしい。僕らより上の世代には、一度挫折しても“上書き”をして乗り越えてできるようにする、ということを感じてほしい」とアピールした。
一方、北村は「このチームで作り上げられたことがうれしい。皆で忘れかけていた青春を取り戻せた気がした」と撮影を振り返り、満足げな笑顔を見せた。
また、映画の設定にちなみ、「30分だけ入れ替われるとしたら誰になりたいか」というお題に、葉山と清原、そして萩原監督が「マッケンがいい」と新田を指名した。
葉山が「このビジュアルがほしい。それで渋谷を歩いて、キャーキャー言われたい」と語ると、清原も「さっき胸を触らせてもらったけれどムキムキだった。俺も渋谷を歩きたい」と語った。
新田は、その度にクールな表情でポーズを決めたが、「嫌だよ。大変なことになっちゃうじゃん」とあっさり拒否した。自らは「来年、(東京)五輪じゃないですか。その100メートルで勝った人の直後と入れ替わりたい」と、登壇者とは全く関係がない妄想を膨らませ、会場の笑いを誘った。
映画は2020年1月24日から全国ロードショー。