齊藤工、北村一輝と、20年前の約束を果たす 「ここに一緒に来られたことを心から誇らしく思う」

2019年10月31日 / 13:56

(左から)齊藤工監督、北村一輝、ジョコ・アンワル監督

 第32回東京国際映画祭「CROSSCUT ASIA部門」に出品されたドラマシリーズ「フォークロア」のQ&Aが30日、東京都内で行われ、齊藤工監督と北村一輝ほかが登壇した。
 
 アジア6カ国の監督が、それぞれの国の文化や社会の中で培われてきた「伝承(=フォークロア)」をテーマにしたホラーを製作。日本からは齊藤監督が参加し、北村を主演に迎えた『TATAMI』で、日本ならではの恐怖を描いた。
 
 齊藤監督は「僕がこの業界に入ったのが約20年前。隣にいる北村さんの現場見学をしたのが第一歩だった。そんな北村さんを主演に迎えて映画を作り、ここに一緒に来られたことを心から誇らしく思います」と感慨深げにあいさつした。
 
 北村も「20年前、まだ(齊藤が)俳優になる前に『いつか映画を撮りたい』と言っていて、『そのときは俺も呼んでくれ』と話していた。その夢がまさかかなうとは。僕にとっても特別な思いがある」と喜びを語った。

 「齊藤監督はどんなタイプ?」と尋ねられた北村は「現場では怖かった」とジョークを飛ばし、これには齊藤も「うそでしょ」と苦笑いを浮かべた。

 北村は「何が一番うれしかったかというと、俳優のことも理解した上で、脚本の読み込みなど、一番大事な準備にすごく時間をかけてくれたこと」と振り返った。

 現場の雰囲気についても「彼の性格の通り、穏やかで爽やかな風のようだった。『こうやってみよう』とディスカッションしながら。あまりにスムーズにいくので、たまに『もっとないのかな?』『たまには怒ってほしいな』と思ったぐらい」と、笑いながら明かした。


芸能ニュースNEWS

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「まるで『鎌倉殿の13人』と同じような黒い話になってきた」「最終回は、蓬莱くん(神木隆之介)が何か仕掛けるのか」

ドラマ2025年12月11日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第10話が、10日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超 … 続きを読む

「スクープのたまご」最終章 “謎のサングラス男”の正体が判明 「黒幕感がすごい」「面白い展開になってきた」

ドラマ2025年12月10日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」優奈の夫“明彦”内藤秀一郎の裏切りが判明 「沙織がヤバ過ぎる」「田中笑太郎くんが出てきてびっくり」

ドラマ2025年12月10日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第10話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」最終話 “勝男”竹内涼真と“鮎美”夏帆の結末に反響 「勝男ロス過ぎる」「スペシャルドラマに期待」

ドラマ2025年12月10日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の最終話が、9日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」最終回前の怒涛の展開に反響 「すごい展開だった」「最終回で全て回収できるのか」

ドラマ2025年12月10日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第9話が、2日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

Willfriends

page top