蒼井優「10代からの演技の大先生と共演できた」 竹内結子「家族っていいなあと思う瞬間が来る」

2019年6月1日 / 15:28

山崎努の写真を囲んで(左から)北村有起哉、蒲田優惟人、竹内結子、蒼井優、松原智恵子、中野量太監督

 映画『長いお別れ』公開記念舞台あいさつが1日、東京都内で行われ、出演者の蒼井優、竹内結子、松原智恵子、北村有起哉、蒲田優惟人、中野量太監督が出席した。

 本作は、認知症になり記憶を失っていく父・昇平(山崎努)と向き合うことで、自分自身の人生を見詰めていく東家の家族の物語。

 東家の次女・芙美を演じた蒼井は「この映画は東家の話ではあるのですが、実は主役がいないんです。誰の目線になって見ても成立する作りになっているので、(見ながら)徐々に誰の目線になっていくのかを楽しんでいただきたいです」と作品の魅力を語った。

 東家の長女・麻里を演じた竹内は「今日はちょっと雨が降りそうだな、あの人傘を持ったかな?ってふと(家族を)思ったときに、やっぱり家族っていいなあと思う瞬間が来るんです。ご覧になった方が誰かの顔を思い浮かべる瞬間を私は楽しみにしています」と笑顔で話した。

 また、イベントではスケジュールの都合で欠席となった山崎からの手紙が読まれる一幕もあった。

 蒼井は「私がこの世界に飛び込んだときに手にしたのが、山崎さんが書かれた『俳優のノート』という本でした。10代の最後から一生懸命それに線を引きながら学んできて、10年以上の時を経て大先生と共演できて、自分にとってすごく意味のある作品になりました」と感慨深げに語った。


芸能ニュースNEWS

映画『どうしようもない10⼈』の公開が決定 荒廃した近未来を舞台にしたガン・アクション

映画2025年11月28日

 映画『どうしようもない10⼈』が、2026年2⽉21⽇(⼟)から都内・新宿Kʼs cinemaで公開されることが決定した。  本作の舞台は、⽇本が3つに分断され、荒廃した未来世界=ワイルドタウン。⾷うに困る時代に、1⽇1粒で満腹になる“マ … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「小栗旬の『蜷川です』で大爆笑」「トニー(市原隼人)に真の役者魂を見て胸が熱くなった」

ドラマ2025年11月27日

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第9話が、26日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

Willfriends

page top