蒼井優、“姉”竹内結子に感謝 「たくましい男前の先輩です」

2019年5月16日 / 10:05

 映画『長いお別れ』の完成披露試写会が15日、東京都内で行われ、出演の蒼井優、竹内結子、松原智恵子、北村有起哉と中野量太監督が舞台あいさつに登壇した。

 『湯を沸かすほどの熱い愛』で映画賞をにぎわせた中野監督の3年ぶりの新作で、中島京子氏の同名小説が原作。認知症を患った父親を献身的に支える妻と2人の娘の7年間をつづった家族の物語。父親役の山崎努は、体調不良のため欠席した。

 次女役の蒼井は、「家族の間に流れる空気を見てもらう作品になると思い、なるべく現場で本当に起きることを大切に演じました。撮影で体感したこと以上の、ひとつ上に上がったものをお見せできる。家族について話すきっかけになり、ポジティブな感情を受け取ってください」と自信のほどをうかがわせた。姉妹役の竹内に対しては、「私は男きょうだいしかいないけれど、竹内さんがたくましいお姉ちゃんで自然に姉妹感を作ってくれた。男前の先輩です」と感謝の気持ちを口にした。

 竹内は、「現場で父の変化を目の当たりにしてショックを受け、悲しい気持ちも含め感情を出していくことで、役を作っていけた」と明かした。

 妻を演じた松原は、「あまりにも私の年代に近くて、すごく胸が苦しくなるような台本でした。でも、監督から『違う。もっと前向きにとらえていこう』と言われ頑張りました」と苦笑しながら語った。さらに、「娘たちがリハーサルから慰めてくれて、一緒に頑張れました。きっと、心に迫るものがあると思います」とアピールした。

 中野監督は、「家族に見せるのではなく、家族に見えるように意識した。映画は皆さんに見てもらって初めて映画になると思って作っています」と力説していた。

 映画は、5月31日から全国ロードショー。

舞台あいさつに登壇した(左から)北村有起哉、竹内結子、蒼井優、松原智恵子、中野量太監督


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