戸田恵梨香、撮影現場で子役たちを一喝 「うるさいねん」

2019年2月5日 / 15:39

主演の戸田恵梨香

 映画『あの日のオルガン』プレミア上映イベントが4日、東京都内で行われ、出演者の戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、三浦透子、堀田真由、平松恵美子監督が出席した。

 本作は、戸田と大原のダブル主演で、太平洋戦争末期の日本で子どもたちの命を守るために、日本で初めて保育園を疎開させることに挑んだ保母たちの姿を描く。

 役作りのために保育所で実習を行った戸田は「とにかく体力が要りました」と語った。

 保母役の女優たちが、それぞれペアになって園児たちの世話をしたそうで、戸田は「私とさくちゃん(大原)はひたすら子どもたちと鬼ごっこをして、公園まで走って、着いてからも走って、終わってからも走って、とにかく子どもたちに見つからないように隠れようとした記憶があります」と振り返った。

 また、撮影現場では子役が大勢いたために、スタッフの言うことを聞かずに遊んでしまう者もいたという。大原が「みんなに『集中して!』と言ったけどまとまらなくて。そんなときに恵梨香さんが『うるさい!』と言ったんです」と語ると、平松監督が「関西弁でしたね」と補足した。

 これを聞いた戸田は「子役さんたちに、関西の子たちが多くて、私も地元が兵庫県なものでそれにつられて『うるさいねん』って初めて怒りました」と照れくさそうに説明した。

 戸田の一喝で現場は静まり返ったそうで、大原は「そのときに『楓さんだ!』って思いました」と、保母のリーダーという役柄と戸田自身のイメージが重なったことを明かした。

 その後、子役たちも登壇し、再会の喜びを分かち合った一同。最後に戸田は「この作品は、未来ある子どもたちを守りたいと、私も実感した現場でした。(劇中の)ケンちゃんのモデルになった方は、今も生きていらっしゃいます。それだけ重要な役で、私たちが演じるのが、どういうことかという責任を持ちながら、しっかり向き合ってやってきました」と語った。

 映画は2月22日から全国公開。

左から)平松恵美子監督、三浦透子、戸田恵梨香、大原櫻子、佐久間由衣、堀田真由


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者・日向子が“婚活パーティー”に潜入調査 「ピンチの連発でハラハラした」「理念があれば強くなれる」

ドラマ2025年11月26日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む

「娘の命」“健司”津田寛治の最期に視聴者号泣 「やっぱり気付いていたんだ」「健司さんの人生はふびん過ぎる」

ドラマ2025年11月26日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「じゃあつく」“勝男”竹内涼真の母を中心に描かれた「神回」 「勝男は優しい、いい息子」「今回も安定の肌着」

ドラマ2025年11月26日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第8話が、25日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「『何ですか未来人って!』って文ちゃん=大泉洋のボヤきが聞こえてくるようだ」「ガッツリSFに突入してびっくりした」

ドラマ2025年11月26日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第6話が、25日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子 … 続きを読む

「ぼくたちん家」“玄一”及川光博と“索”手越祐也がパートナーシップ申請 「とても意味のある回」「ハグシーンの愛しげな表情が良い」

ドラマ2025年11月25日

 及川光博が主演するドラマ「ぼくたちん家」(日本テレビ系)の第7話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、心優しきゲイ・波多野玄一(及川)と、彼が出会ったクールなゲイの青年・作田索(手越祐也)、トーヨコ中学生の楠ほ … 続きを読む

Willfriends

page top