中尾彬、市原悦子さんとの思い出を語る 「温かい肉まんみたいな人」

2019年1月18日 / 16:24

中尾彬・池波志乃夫妻

 12日に心不全のため、82歳で亡くなった女優の市原悦子さん(本名・塩見悦子)の告別式が18日、東京都内の青山葬儀所で営まれ、中尾彬・池波志乃夫妻、ベンガル、林遣都、相島一之ら、関係者とファン、合わせて約500人が参列。市原さんに最後の別れを告げた。

 葬儀後、囲み取材に応じたベンガルは「急だったので本当に驚いた。病状とか知らなかったので、またご一緒できるかなと思っていた。本当に残念です」と語った。

 「どのような女優さんだった?」と聞かれると、「鬼気迫る演技で。とにかく(自分は)下手はできないなと、いつも緊張して、現場でも、なるべく市原さんの声が聞こえる所にいて、いろいろ勉強させていただいた。怒られたことはない。現場は楽しく。ただ、やっぱり大女優なので、僕はいつも怖いなと思って結構ビビっていました」と苦笑した。

 また、ベンガルは「演出家の旦那さん(2014年に亡くなった塩見哲氏)といると、すごく素直に聞いていらっしゃるので、そういう姿もかわいらしくて。でも、優しく声を出しても、その奥にすごく強いものを感じるので、やっぱり僕は悦子さんは怖いなという思いがありました」と明かした。

 一方、中尾は「(出会って)50年かな。会うと一番楽しい人。悦っちゃんは、何も言わなくても分かってくれる」と振り返った。

 また、市原さんを「温かい肉まんみたいな人」と表現。その意味を問われると、「分かんない? 何かそんな気がします。割ってみたら肉かあんか分からない。温かい方で色白でね」と語った。

 2時間ドラマで何度も共演した池波は「明るいのだけどはっきりしていて、ちょっと色っぽくて、ちょっとみだらな感じをわざと出す。普段もあのしゃべり方があまり変わらず、いつせりふに入ったのか分からないみたいなことが多くて、すごいなって。不思議なリアリティーのある方でした」と故人をしのんだ。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

「新東京水上警察」“黒木”柿澤勇人のホラー的演出の登場に戦慄 「注いだワインの量が異常で怖かった」

ドラマ2025年11月5日

 佐藤隆太が主演するドラマ「新東京水上警察」(フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、水上警察を題材にし、佐藤隆太演じる碇拓真刑事と水上警察署のチームが、東京の海や川を警備艇で駆け巡り事件を追う、大迫 … 続きを読む

「ちょっとだけエスパー」「大泉さんの“ちょっとだけ福山雅治”に大爆笑」「人間は自分自身を救うことが一番難しいのかもしれない」

ドラマ2025年11月5日

 「ちょっとだけエスパー」(テレビ朝日系)の第3話が、4日に放送された。  本作は、会社をクビになり、人生詰んだサラリーマン(大泉洋)が、“ちょっとだけエスパー”になって世界を救う姿を描く完全オリジナルのSFラブロマンス。脚本は野木亜紀子氏 … 続きを読む

Willfriends

page top