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安西慎太郎(左)と桑田真澄氏
舞台「野球」飛行機雲のホームランの記者会見が17日、東京都内で行われ、出演者の安西慎太郎、多和田秀弥、永瀬匡、小野塚勇人、野球監修を務めた元読売巨人軍投手の桑田真澄氏ほかが出席した。
本作は、戦禍の中「野球」に憧れを抱き、白球を追い掛けた少年たちの物語。1944年、戦況が深刻化し、敵国の競技である野球は弾圧され甲子園大会は中止された。甲子園への夢を捨て切れないまま、予科練に入隊した少年たちは、“最後の1日”に、出身校同士で、紅白戦を行う。
主演の安西は「見てくれたお客さまが、一生忘れない、心に残るような作品を作りたい。本気で汗をかく、僕らの全力プレーを見ていただけたら」とアピールした。
安西は、肘のけがをきっかけに野球をやめた経験があるという。「久々に野球をやってみると、やはり楽しい、そして難しいスポーツだなと思った。改めて1人ではできないスポーツだなと感じました」と率直な思いも語った。
野球監修を務めた桑田は、今回のオファーについて「(これまで)舞台を2度ほどしか見たことがなかったので戸惑いもあったが、大学院で野球の歴史を勉強していた僕にもできることがあるのではないか…と思い、挑戦することにしました」と説明した。
実際に球場で、キャッチボール、フライ捕球、バッティングなどを演者に指導した桑田氏は「初日に彼らに伝えたことが、2日目にはみんなできていて、こんなに短期間で成長するのかと非常にびっくりした。野球は細かい作業が多い。サインの出し方などを見ていただくと、プロに負けないものが表現されていると思う。実際の野球と、舞台の野球は違うけれど、伝わってくる感動は同じ、それ以上のものがあると思う」と太鼓判を押した。
そんな桑田氏の指導を振り返った安西は「本当に野球が好きなんだな…と感じた。うまくなる以前に、野球というスポーツを好きになる、楽しむところから始めることが大事なんだなと思いました」と語った。
舞台は27日~8月5日、都内のサンシャイン劇場、8月25日~26日、大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。
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