妻夫木聡「ハイエナみたいな感じ」 企画に名を連ね「高揚した気持ち」

2018年3月13日 / 14:37

企画も兼任した妻夫木聡

 WOWOW「連続ドラマW イノセント・デイズ」完成披露試写会が12日、東京都内で行われ、出演者の妻夫木聡、竹内結子、新井浩文、芳根京子ほかが舞台あいさつに登壇した。

 日本推理作家協会賞を受賞した早見和真氏の同名サスペンス小説を読んだ妻夫木が映像化を熱望し、映画化の企画が頓挫した直後に、早見氏に直接電話をしてドラマ化の承諾を得たという。

 妻夫木は「最初からドラマでじっくり描く方がいいと思っていたので、預けてくれませんかとお願いした。横取りというか、ハイエナみたいな感じですね」と苦笑しながら振り返った。

 さらに「繊細な演出で、生死の境目をより掘り下げて描いてもらえ、素晴らしいものになる」と信頼を置く、映画『愚行録』で組んだ石川慶監督に演出を依頼した。その結果、「企画」に名を連ねることになり、「今日という日を迎えられてうれしい。ついに始まるんだという高揚した気持ちです」と声をはずませた。

 死刑判決を受けた幼なじみの無実を信じ続け、再審請求のために奔走する青年のいちずな思いを描く本作。幼なじみを演じた竹内とは何度も共演し、気心が知れているだけに、妻夫木は「尊敬していて、心が通じ合える女優さん。結子ちゃんが出てくださると分かった時点で、『勝った』という気持ちで安心しちゃっている自分がいた」と明かした。

 竹内は「クランクイン前に言われていたら、たまらないプレッシャーだった。撮り終わっていて良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。それでも「ハイエナのように、この企画を取ってきてくれてうれしかった。ありがとう」と冗談めかしながら、“プロデューサー妻夫木”をたたえた。

 ドラマは18日から毎週日曜午後10時にWOWOWプライムで放送。

(左から)新井浩文、妻夫木聡、竹内結子、芳根京子


芸能ニュースNEWS

長尾謙杜&山田杏奈がW主演 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶

映画2025年11月6日

 映画『恋に至る病』大ヒット御礼舞台挨拶が11月5日、東京都内で行われ、W主演の長尾謙杜(なにわ男子)& 山田杏奈が登壇した。  本作は、TikTokで200万回再生を超える大反響を呼んだ作家・斜線堂有紀氏による衝撃の恋愛小説を映画化。内気 … 続きを読む

「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」「三谷幸喜さんの描く喜劇は恐ろしい」「井上順ここにあり。ペーソスあふれる芝居を見せてくれた」

ドラマ2025年11月6日

 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第6話が、5日に放送された。  脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む

「スクープのたまご」週刊誌記者への罵倒シーンに反響 美容師の言葉が「正論で苦しい」「さすが文春」

ドラマ2025年11月5日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新人 … 続きを読む

「娘の命」殺人事件の黒幕に“新堂”竹財輝之助が浮上 「竹財輝之助さん、またクズ野郎役」「全部がつながって面白い」

ドラマ2025年11月5日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いやっ … 続きを読む

「じゃあつく」“ミナト”青木柚の衝撃発言に「扱いが難しい」の声 「“勝男”竹内涼真が便器に挟まれる姿がシュール過ぎて爆笑」

ドラマ2025年11月5日

 夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第5話が、4日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当たり … 続きを読む

Willfriends

page top