堤真一「ものすごく居心地が良かった」  岡田将生と“缶詰状態”で監禁シーン撮影

2017年12月1日 / 11:34

主演の堤真一

 WOWOW『連続ドラマW 名刺ゲーム』の完成披露試写会が30日、東京都内で行われ、出演者の堤真一、岡田将生、原作者の鈴木おさむ氏が登場した。

 人気放送作家の鈴木氏がエンタメ業界の裏側を描いた同名小説を、新たなヒューマンサスペンスとして実写ドラマ化。一本のクイズ番組を企画し“当てた”ことから人気プロデューサーにまで登りつめ、やがて傲慢になっていく主人公・神田を演じた堤は「準備稿の段階から面白くてバーッと読めました」としながらも「ジックリ読んでいく中で、『えっ、こんなやつ本当にいるの…?』と思ったんです」と違和感を覚えたことを告白。その疑問を鈴木氏にぶつけたところ「かなり近い実在のモデルがいます」と返されたそうで、業界の裏話を聞いた堤もようやく納得。「(出世で)大げさに(性格を)変えていくのでなく、神田としたら、正当なことをずっと言っているつもり。誰かを傷つけようというよりは、一生懸命にやって周りが見えなくなっているという設定で…」と役作りを振り返った。

 一方、神田を監禁する“謎の男X”を嬉々として演じた岡田は「こういう役は面白くてフルパワーでやらせてもらった」と振り返ったが、第1話を見て「僕ってこんな笑い方するんだ。気持ち悪いな…とちょっとショックでした」と苦笑い。「今後、あんまり笑うのをやめようと思うぐらいちょっと引いてしまった」と肩を落としていた。また、監禁シーンの撮影は、地下室でほぼ“缶詰状態”で実施したそう。朝から晩まで岡田と一緒だったという堤は、「最初は圧迫感があったけど、1週間目ぐらいには、4畳半に暮らしてるみたいでものすごく居心地が良くなっちゃって」。岡田も「本当に堤さん、『家か!』ってぐらいくつろぎ出しちゃって。スタッフさんにも『堤さん、ここ控え室じゃないんで』って言われるぐらい居心地が良さそうでした」とエピソードを披露した。

 さらに堤が「ストレスを引きずらないようにずっとしゃべってました」と現場の様子を振り返ると、岡田も「堤さんは、(本番)直前までずっとふざけてる。僕は2、3ページの長ぜりふがあるのに、先輩がしゃべってるからずっと聞かなければいけなかった」と内心、迷惑だったことを明かして笑いを誘っていた。とはいえ岡田も「“この野郎、ずっとしゃべりやがって!”と、そのストレスをお芝居にぶつけることができました」とニヤリ。最後は「先輩がリラックスさせてくれるので、僕も楽しくやらせていただきました」と堤に感謝していた。

 ドラマは、12月2日スタート(全4話)。毎週土曜、午後10時からWOWOWプライムにて放送。

(左から)岡田将生、堤真一、鈴木おさむ氏


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