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映画『ユリゴコロ』の初日舞台あいさつが23日、東京都内で行われ、出演者の吉高由里子、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、熊澤尚人監督が登壇した。
本作は、沼田まほかる氏のベストセラーミステリーを映画化。吉高は、生まれながらに「人間の死」を“よりどころ”とし、絶望的な喪失感を抱えながら数奇な人生をたどる美紗子を演じた。
映画の内容にちなみ「純愛とは何か?」と尋ねられた登壇者たち。「まず両親のことが思い浮かんだ」という松坂は、自身の父親が母親にしたプロポーズの言葉として「おやじが土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ、死ぬ』と言ったそうです」と語った。
松坂は「それを初めておふくろから聞いた時はウワッと思った」そうだが、「今思い返すと、それだけ思いが強いというのはある種、純愛なのかな」と語った。
「どうですか?」と聞かれた吉高は「狂気的だね。純愛のような脅迫のような…」と苦笑いを浮かべつつ「愛は凶暴なのでね」とマイペースで返した。
そんな吉高は自身の“純愛”について「ヤバイ。何も言えない」と悩みながらも、「愛なんて人から教わるものじゃない。知識があっても何にもならない。体験や経験で育まれていくものなので、皆が持っている愛の感覚が純愛だと思う」と持論を展開した。
続けて「私は二十歳を過ぎて、ハイボールのCMをやらせてもらっているのですが、日本でも、海外でも、家でも、外食しても、ハイボールを飲むという純愛の形を貫いています」と胸を張り、「愛の結晶、シュワシュワ。今日は土曜日なので皆さんもおうちに帰っていかがでしょうか。お後がよろしいようで」とまとめて、会場を盛り上げた。
劇中では“体当たりの演技”を披露した吉高。熊澤監督は「本当に吉高さんなしでは、美紗子は撮れなかった。冗談抜きにして、吉高さんが血と涙を流しながら熱演してくれたおかげで出来上がった作品です」と振り返り「僕自身、吉高由里子の100年残る代表作だと思っている」と賛辞を送った。これには吉高も感極まった様子で、目を潤ませた。
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