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女子テニスの元世界ランキング4位で2度目の引退を表明した46歳の伊達公子が7日、東京都江東区の有明コロシアムで、現役引退発表会見を行った。
スーツ姿で現れた伊達は、引退について「自分の気持ちの中で固まったのは8月上旬だった記憶があります」とコメント。直接の理由としては「膝だけでも苦しい中で肩(の故障)と二重苦になってしまった」「回復が遅れるのは仕方ないとしても、痛みがあることによって、練習量をこなせなくなってきたことがつらい。心と体のバランスが崩れてしまった。しょうがない。受け入れるしかない」などと、身体面での問題を挙げた。
昨年4月に左膝の手術を受けた伊達。当初は「万全とは言えない身体に、もどかしさを感じることもあったけど、時間をかければ必ずできるという思いを持ち続けていた」という。しかしその後、膝に加えて肩にも問題が発生。「ドクターと話をして、ツアーで戦ってきたアメリカの3週間を自分の中で整理すると、少しずつ決断しなきゃいけない時期なのかなと思った」と経緯を振り返った。
今月11日開幕のジャパンウイメンズオープンが現役最後の試合となる。現在の心境については「大会が控えているので、今は引退のことよりも、これまで通り、自分のやるべきことを最優先に考えています」と冷静に語り、「最後に戦う場所をどこにするかと自分なりに考えた時に、やはり東京にしたいという思いが強かった」と率直な思いも明かした。
伊達と言えば、1996年に1度現役を引退したものの、2008年に現役復帰。2014年の全米オープンダブルスではベスト4に進出した。
改めて自身の競技人生を振り返った伊達は「こんなに幸せなアスリートもそういないんじゃないかな」としみじみ。「二度も世界のトップレベルで戦うチャンスを得ることができて、一度目は目標としていたトップ10、最高で4位に入れた。再チャレンジ後は、30代後半から40代前半の中で、トップ50をクリアできた。これは自分でも想像もできなかったこと」と感謝した。
「自分で納得しているか?」という質問には「アスリートである以上もっとやれることがもっとあったんじゃないか、という思いは当然ゼロではない」としつつも「その時その時の100%、自分ができる最大限やったという思いはある。後悔はしないし、それだけの思いはあるかなと思う」と話した。
「3度目の復帰は?」という突っ込みには「さすがにそれは無いですね」と苦笑い。「やれるものならやりたい。この大会で意外と痛みが無かったら『引退を一回撤回します』と言いたいところですがさすがにないかな」と笑顔で否定した。
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