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舞台「土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯」の顔寄せイベントが5日、東京都内で行われ、出演者の高畑淳子、赤井英和、南野陽子、田山涼成ほかが出席した。
本作は、波瑠が主演したNHKの連続テレビ小説「あさが来た」の原案となった小説を舞台化。激動の時代を勝ち抜いた、不屈の女性実業家・広岡浅子のドラマチックな人生を高畑主演で描く。
会見では、キャストが劇中の好きなせりふを色紙にしたためて紹介した。「聴くことを多くし、語ることを少なく、行うことに力を注ぐべし」と書き込んだ高畑は、「だるいな~とソファでぐったりするとこれを思い出す。あかん、あかん、せりふ覚えなきゃと。これに励まされて今、生きています」と語り、笑顔を見せた。
もともと、10月のシアタークリエ公演では、藤山直美と高畑がW主演する「ええから加減」が上演される予定だったが、乳がん治療中の藤山が降板。キャストはほぼ変更せずに本作へと演目が変更となった。
この日は、藤山のメッセージを南野が代読。「今日、新たに『土佐堀川』が船出を迎えられましたことを心よりお祝い申し上げます。高畑淳子さんをはじめとする皆さんがお客さまの心に届く楽しい舞台を作られることと信じてやみません」と藤山の言葉を伝えた。
藤山のメッセージに耳をかたむけた高畑は「すごく責任感が強い方。お芝居中も絶対に誰とも食事にも行かず、真っすぐ舞台に立つことだけを考えていらっしゃる方。こういう形で舞台に出られないというのは、さぞやご無念であると思う。私たちがやりますので、念だけ京都から送ってください。どうぞ心配なさらず、次のお芝居でご一緒できること、楽しみにしております。私たちに任せてください」と藤山の分まで、演じ切ることを誓った。
先日行われた制作発表の囲み取材では、約1年前に強姦致傷容疑で逮捕され、後に不起訴となった息子の高畑裕太に関する質問も出たが、この日の会見では、主催の東宝による代表質問のみが行われた。高畑は「思うことはたくさんありますが、この稽古場では、ここにいる皆さまと一緒に、恥ずかしいことは一個もないんだぞ…と思いながら、一つ一つものを作り上げたい」と言葉に力を込めた。
舞台は10月4日~28日、都内、日比谷シアタークリエの公演を皮切りに、大阪、富山、広島、愛知、鹿児島、福岡、宮城で上演予定。
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