キスマイ北山宏光、堂々と小学生役 舞台上では「16歳って決まっている」

2017年6月27日 / 17:29

“息子”の北山宏光を絶賛した荻野目慶子(左)とベンガル

 舞台「あんちゃん」公開舞台稽古および囲み取材が27日、東京都内で行われ、出演者の北山宏光(Kis-My-Ft2)、ベンガル、荻野目慶子が出席した。

 田村孝裕氏の作・演出によるオリジナル作品として上演する本作は、幼いころに父に捨てられた青年が、父との再会を経て、父と家族への愛憎に葛藤する複雑な心境を描く。主人公・凌役の北山は2015年の「滝沢歌舞伎 10th Anniversary」以来2年ぶりの舞台出演で、ストレートプレー初主演を果たした。

 北山は、演じながら「(自分も)一人っ子だけど、父が途中から現れるシーンは、自分の中でシンクロするところがあったり、(ベンガルと荻野目が)本当のお父さんとお母さんに見える瞬間もあって」と語り、「人によってはすごく柔らかい、心に刺さるものだと思う。必ず(心に)お土産みたいなものを渡せるのでは」とファンに呼び掛けた。

 母を演じる荻野目は「家族は“みっくん”と呼ばせてもらっていて、礼儀正しくて男前で、それでいてかわいいところも。小学生の時のシーンも似合う似合う。私は子どもがいないのですが、男の子がいたらこんなふうにかわいいんだろうなと思います」と“息子”をべた褒め。父役のベンガルも「ストレートプレー初主演で、進化のスピードがすごい。センスがいいし勘がいい。しかも若いし」と自慢げに語った。

 実年齢が30歳を越えての“小学生”役にも、北山は「“ステージエイジ”は16歳って決まっているので」ときっぱり。

 また、Kis-My-Ft2のメンバーも観劇に訪れるそうで、「初日おめでとう」と連絡をくれたという宮田俊哉とは「そういうことするんだねって送ったら『いい舞台がないかネットで調べたら『あんちゃん』って出てきたから送った』って。オタクの方で調べて知ったみたいな。でもスケジュールがあるってことですから、多分来ますよ」とやり取りを明かして笑わせた。

 舞台は27日~7月23日、都内、東京グローブ座、8月5日~8日まで大阪、森ノ宮ピロティホールで上演。


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