市川海老蔵、妻、麻央さんの最期の様子を語る 「私をどこまでも愛してくれていた人」

2017年6月23日 / 16:47

涙ながらに亡き妻への思いを語った市川海老蔵

 歌舞伎俳優の市川海老蔵が23日、東京都内で会見を行い、乳がんで闘病中だった妻でフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜に亡くなったことを明かした。

 会見の冒頭で海老蔵は「昨日夜に、妻の麻央が旅立ちました」と報告した。昨日、海老蔵は舞台出演の後に、別の稽古があり「お義母さまからラインがきていたのですが、僕は見られず。1時間半後に見たら『具合が悪くてお医者さまが来ている』という内容で、私も慌てて家に帰ったわけです」と経緯を語った。

 帰宅したところ、麻央さんは苦しそうに呼吸をしていたという。海老蔵は「不思議なことなのですが、彼女が旅立つ間際に『愛してる』と。その一言を言ってそのまま…」と最期の様子を語り、改めて「こんなに愛されていたのはよく分かっていたのですが、最後の最後まで(僕を)愛してくれていたことに…」と声を震わせた。

 最後に自宅で家族との時間を持てたことについては「とても良かったと思います」としみじみと語った。「麻央さんはどんな存在でしたか?」という質問には「とにかく私のどんな部分も、どこまでも愛してくれていた人」と答え、「もっと楽しく、もっと幸せにずっと…。私が役者として成長していく過程を、そしてずっと子どもたちを見守ってもらいたかった存在です」と話した。

 長女の麗禾ちゃん、長男の勸玄くんも麻央さんの最期に立ち会ったという。2人は麻央さんが亡くなったことについて「認識はしていると思う」と海老蔵。ただ「勸玄は分かっていますが…、(やはり)分かっていない」とし「今朝も2人が麻央の横に行って麻央の顔や足をさすったり、手を握ったりしていた。そういうところを見ると、私が今後背負っていくもの、子どもに対してやらなくてはならないことはとても大きいと感じました」と語った。

 子どもを残して亡くなったことについては「(麻央は)心残りだと思います。2人のことについて、どうすればいいだろうと、考えても答えが出なかった」とうつむいた。勸玄くんの舞台についても「見に来ることを一つの目標として(自分も)いろいろなものを作ったのですけど…。でも(麻央は)きっと見ていると思う。心配で心配でしょうがないんでしょうね」と話した。


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