エンターテインメント・ウェブマガジン
座頭市を演じる市川海老蔵
「六本木歌舞伎 第二弾」の制作発表会が28日、東京都内で行われ、出演者の市川海老蔵、寺島しのぶ、演出の三池崇史監督が出席した。
本作は、盲目の侠客が驚異的な抜刀術で悪人を成敗する時代劇「座頭市」を、リリー・フランキーが新解釈で脚色し、三池監督が色づけした新作歌舞伎。海老蔵が眼力を封印し、寺島と22年ぶりにタッグを組む。
海老蔵は、中村勘三郎が勝新太郎やビートたけしと飲んだ時に、勝が主演した『座頭市』シリーズについて、たけしが「俺が『2』をやってやるよ」と言い、勘三郎が「じゃあ俺が『3』をするよ」と言ったという話を聞き、「いいなと思った」という。
たけしは2003年の映画化で約束を果たしており、勘三郎亡き後、海老蔵は自分がその言葉を受け継ぎ、実現させることに「うれしいですよ」と感無量の面持ちを見せた。
盲目の役については「目をつぶって芝居をしたことがないので、目を封印した時に何が出てくるかは僕にとって発見だし、周りが何かを言ってくれるはずなので、それを自分のステップアップにつなげたい。目に見えない世界だからこそ、見える世界、静けさを表現したい」とアピールした。
囲み取材で、ブログを見た記者から「(妻の)麻央さんと洋服を買いに行きましたね?」と質問された海老蔵は「買いに行きましたけど、結局買わずに娘と三人で散歩して帰りました」と回答。今後の治療について妻と話し合ったことも報告した。
「僕は知らなかったんですが、娘が麻央の耳元で『パパには何も言わないで。パパはママのこと愛しているから(病気や治療について)何も余計なことを言わないのよ』と言ったと聞きました」と打ち明け、「(5歳ながら)なかなか大人。僕より年上の感じ」と娘の言動に感心していた。
舞台は2017年2月4日~20日まで、都内、EXシアター六本木で上演。
舞台・ミュージカル2025年9月12日
ミュージカル「十二国記 −月の影 影の海−」製作発表会見が11日、東京都内で行われ、柚香光、加藤梨里香、太田基裕、牧島輝、相葉裕樹、演出の山田和也が登壇した。 本作は小野不由美による大河ファンタジー小説を初めて舞台化。われわれが住む世界 … 続きを読む
舞台・ミュージカル2025年9月12日
次世代を担うミュージカルスターと共に、新しい年を迎えよう! 年の瀬の12月31日(水)に、東京・丸の内の東京国際フォーラム ホールAで、「カウントダウン ミュージカ ルコンサート 2025-2026」を開催する。開演は22時。 202 … 続きを読む
ドラマ2025年9月12日
木村文乃が主演するドラマ「愛の、がっこう。」(フジテレビ系)の第10話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 親元から離れて一人暮らしを始めた愛実(木村)と、働いていたホストクラブ「THE JOKER」が閉店することにな … 続きを読む
ドラマ2025年9月12日
「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)の第9話(最終話)が、11日に放送された。 本作は、妻が抱える“大きな秘密”を知った時、夫は彼女を愛し続けることができるのか? 脚本・大石静、主演・阿部サダヲと松たか子による、夫婦の愛を問うマリッジ・サ … 続きを読む
ドラマ2025年9月11日
「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系)の第10話(最終話)が、10日に放送された。 本作は、映画『ちはやふる』から10年後の世界を原作者・末次由紀氏と共に紡ぐオリジナルストーリー。競技かるたに青春を懸ける高校生たちの姿を熱く描く。(* … 続きを読む