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ディーン・フジオカ、英語交じりでご機嫌 ピアノ弾く芝居に苦労「集中力の要るシーンでした」

ご機嫌で会見に臨んだディーン・フジオカ

 映画『結婚』公開記念 外国特派員協会会見が20日、東京都内で行われ、主演したディーン・フジオカと西谷真一監督が出席した。

 直木賞作家・井上荒野氏の同名恋愛小説を実写映画化した本作は、“結婚詐欺”をテーマに男女の孤独と欲望を描く本格恋愛ドラマ。ディーンは完璧な容姿と知性、大人の色気で数々の女性たちを翻弄する結婚詐欺師・古海健児を演じた。

 NHK連続テレビ小説「あさが来た」の演出を手がけた際に初対面し、今回で3度目のタッグとなる西谷監督は「初めてお会いして衣装合わせのときから体がしびれるくらいに興奮した。いわゆるファンになっちゃって、それがきっかけ」と長らくディーンにメロメロの様子。「どんな役でもその役になりきれる。今回は振り幅を広げて女性をとりこにさせる魅力、色気をとにかく世の中に発信したいという思い」を持って映画を作ったという。

 劇中ではピアノ演奏を披露。吹き替えなしで本人の芝居なのかとの問いにディーンは「イエスアイドゥ! 全部自分でやりましたよ。技術的にすごく難しいシーンでした」と振り返り、「曲を弾きながらせりふをしゃべり、相手の役者さんのせりふを受けながらせりふを言う、というミュージカルみたいなアプローチは初めてで、すごく集中力の要るシーンでした」と語った。

 日本外国特派員協会の記者からの質問は英語や日本語などさまざまで、言葉の解釈について通訳スタッフと英語でやり取りする場面も。時折ディーン自身もコメント中に日本語と英語が交じり、「あ、ごめんなさい。英語になっちゃった」と苦笑するなど終始ご機嫌に笑顔を浮かべていた。

 映画は6月24日からロードショー。

会見に出席した、(左から)ディーン・フジオカ、西谷真一監督

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