エンターテインメント・ウェブマガジン
結婚詐欺師の役作りについて語ったディーン・フジオカ
映画『結婚』完成披露試写会が8日、東京都内で行われ、ディーン・フジオカ、柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子、貫地谷しほり、西谷真一監督が出席した。
直木賞作家・井上荒野の同名小説を原作とした本作は、結婚詐欺師・古海健児(ディーン)と、彼に騙される女たちの姿を通して、「結婚」をめぐる“嘘”と“真実”を描いた大人のための愛の物語。
ディーンは冒頭、「結婚詐欺は犯罪です」と明言して観客を笑わせるが、役作りに関しては「犯罪者なのでどうしたもんかなと思って…。でも、そういう生き方を選ばざるを得ない理由がある古海役を掘り下げていく中で、犯罪者を目指している人じゃなくても共感できる部分があったり、関わりたくないけど目をそらすことができないような魅力的なキャラクターになればいいなと思いました」と真面目に説明した。
また、結婚とは「誓い合った同士がよりよい未来を作っていくために努力を続ける契約だと思う」と語ると、自身のプロポーズについて「すごいシンプルでした。何も用意していなかったので、その場で言わなきゃまずいな~と思って勢いで言いました」と明かした。
この日は、ディーンのファンが大勢詰めかけ、登場時はアイドルのコンサートのように黄色い歓声が飛び交い、貫地谷は「ディーンさんとアイドルグループを組んでいるような気分で、とっても気持ちいいです」と笑顔。ディーンと水族館や海辺でのデートシーンを体験した萬田は「楽しませていただきました」と幸せそうに話すと、「こんな爽やかな結婚詐欺師がいたんだな…と思います。ディーンの魅力満載です」と本作をアピールした。
ディーンとの関係がNHK連続テレビ小説「あさが来た」で始まった西谷監督は、念願叶って映画でもタッグを組めたことに満足気。ディーンを「昔の市川雷蔵さんや佐田啓二さんのような地に足がついた役者さん。会うたびに成長していて、この作品も難易度が高かったんですけど、見事にクリアされて感動しました」と賛辞を送り、ディーンを喜ばせた。
映画は6月24日より全国公開。

(左から)安藤玉恵、中村映里子、貫地谷しほり、ディーン・フジオカ、柊子、萬田久子、松本若菜、西谷真一監督
ドラマ2025年11月13日
「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(フジテレビ系)の第7話が、12日に放送された。 脚本・三谷幸喜、主演・菅田将暉による本作は、1984年の渋谷「八分坂(はっぷんざか)」を舞台に、1人の演劇青年が老若男女総勢25人超の全 … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、1人の若き新 … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
映画2025年11月12日
映画『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』公開直前プレミアイベントが11日、東京都内で行われ、俳優の吉田栄作が登壇した。本作は、ロック歌手ブルース・スプリングスティーンの若き日の苦悩を描く。 名曲「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」を … 続きを読む
ドラマ2025年11月12日
夏帆と竹内涼真がW主演するドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)の第6話が、11日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、“恋人ファースト”ゆえに自分を見失ってしまった山岸鮎美(夏帆)と、“料理は女が作って当た … 続きを読む