映画『兄に愛されすぎて困ってます』の完成披露イベントが24日、東京都内で行われ、出演者の土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮が登壇した。
夜神里奈氏の人気少女漫画を映画化した本作は、非モテ女子の主人公・橘せとか(土屋)に突然訪れた“人生最大のモテ期”を描いたラブコメディー。“兄系イケメンズフェスティバル”と題した本イベントでは、劇中のイケメンを演じた4人の男性陣に加え、土屋も黒のタキシード姿で登場。「私も兄系イケメンズを目指して、皆さんに愛を届けたくこの姿を選びました!」と自己紹介する土屋に、会場からは「かっこいい!」と黄色い声援が送られた。
この日、「『兄こま』がクランクインした時から、せとかとして全力で生きてきました」と撮影での奮闘を振り返った土屋は「ついに、皆さんにこの映画を届ける日がやって来ました」としみじみ。続けて「今日この場所からは、皆さんがせとかとなってお兄たちの愛を感じていただきたい」とバトンタッチを宣言すると「どうか、せとかのことをよろしくお願いします!」と思いを込めて呼びかけた。
そんな土屋の男装姿をじっと見つめた千葉は「まじでカッコいい」「抜群ですよ」とほれぼれ。草川も「ずるいですよね。かわいい部分もあって、かっこいい部分も持ったら無敵ですよ」と土屋のイケメンぶりを絶賛した。
会場では、土屋も含めた5人が、選ばれた女性ファンに向けて劇中のせりふを生披露する“胸キュンせりふ選手権”を実施。ヤンキー系ツンデレお兄・橘はるかを演じた片寄が、「せとか、このまま(2人で)ばっくれようか?」と相手役の女性にささやくと、会場の観客は大興奮。相手役の女性も「ドキドキしました」とすっかりメロメロの様子だった。
最後は、気合いを入れた土屋が「お前のこと、本気で好きになっていいか?」と低音ボイスで相手役の女性にアピール。恥ずかしさのあまりそのまま女性に抱きついてしまった土屋だったが、お相手から「めっちゃかっこよかったです。キュンキュンしました」と感想を伝えられると「本当ですか? ありがとうございます!」と笑顔を見せていた。
映画は6月30日から全国公開。