ブラッド・ピット「男性が一致団結してショートパンツをはやらせよう」 ステージ前方に立ち「歌を歌います」

2017年5月22日 / 17:43

終始ご機嫌だったブラッド・ピット

 Netflixオリジナル映画『ウォー・マシーン:戦争は話術だ!』の来日記者会見が22日、東京都内で行われ、出演者のブラッド・ピットとデビッド・ミショッド監督ほかが出席した。

 本作は、実在の人物を描いたベストセラーの原作から発想を得たオリジナル作品。将軍グレン・マクマホンの栄光と衰退を描きながら、現代の戦争の裏側に迫る。

 ピットは『フューリー』公開時以来、2年6カ月ぶりに来日し、11度目となる日本に「日本の皆さんは温かく優しく歓迎してくれるので、戻ってこられてとってもうれしい」と喜んだ。

 演じたマクマホン将軍の役づくりについては「監督と一緒に話し合いながら作っていき、話し合いの中で大いに笑いました。戦争の滑稽さ、愚かしさを見せるために、将軍自体の滑稽さや愚かしさは見せないというところで作っていった」と語った。

 将軍の特徴的な走り方は「監督がああいった走り方を見せてくれて、僕はそれをまねした。短いショートパンツは僕のアイデア。皆さんもぜひはいてみて。男性が一致団結して、新しいトレンドとしてはやらせましょう」と呼び掛けると、ミショッド監督も「極力大きめの短パンを用意してもらって、上がるところまで上げてはいてもらえたら」とアドバイスして笑わせた。

 また、Netflixでのオリジナル映画配信という試みにピットは「正直、今回Netflixと組まなかったらこの作品は作れなかったと思う。“配信”がどんどん伸びてきているのは、コンテンツがいいからと、リスクを負っていい作品を世に出しているから。今回は非常に大胆なものが作れたと思う」と手応えと自信をのぞかせた。

 最後に、日本のファンにメッセージを求められると、ステージ前方に立ち「歌を歌います。リクエストのある方」と呼び掛けて笑わせ、「本当にここで歌えたら役者はやっていないです。皆さん本当にありがとう。ぜひこの作品を見てほしい」とご機嫌に語った。

 映画は5月26日から全世界同時オンラインストリーミング配信開始。

(左から)ジェレミー・クライナープロデューサー、デビッド・ミショッド監督、ブラッド・ピット、デデ・ガードナープロデューサー

(左から)ジェレミー・クライナープロデューサー、デビッド・ミショッド監督、ブラッド・ピット、デデ・ガードナープロデューサー


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