福士蒼汰、初デートは「相手に合わせる」 小松菜奈と『ぼく明日』のロケを振り返る

2017年4月21日 / 15:29

(左から)福士蒼汰、小松菜奈、三木孝浩監督

 福士蒼汰と小松菜奈の共演映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』のBlu-ray&DVDが6月21日に発売される。

 本作は、30日間しか一緒に過ごせない切ない運命で結ばれたカップルのかけがえのない一瞬を描く。

 この日は、同製品用に、クランクインからクランクアップまでをメーキング映像で振り返る“スペシャルコメンタリー”の収録を実施。メガホンを取った三木孝浩監督と主人公の高寿を演じた福士、謎めいた魅力を持つヒロイン愛美役の小松が顔をそろえ、撮影当時の裏話やロケ地や作品についての思いを明かした。

 本作は、京都が舞台の全編ロケ作品。初デートのシーンでは、高寿の好きな骨董(こっとう)品屋にも立ち寄る。福士は「初デートで自分の好きな骨董品屋に連れて行くなんて、自分にはできない。基本的には相手に合わせる」と語り、小松に「こういうの、いいと思う?」と質問。「相手の好きな場所とかモノを共有できるのはうれしいと思う」という小松の回答に「そうなんだぁ」とうなずいていた。

 クランクアップの映像では、花束を受け取った小松が泣いているシーンも。「うわ~、私、泣いている」と照れながらも、特殊な設定のキャラクターを演じるプレッシャーと戦っていたことを振り返った小松は「あるシーンが再撮影になったと聞いた時『地獄だ』って思った。本当に毎日がプレッシャーで、再撮影は私のせいだって思って、部屋に戻ってから『わー、どしよ~』って毎日考えた」と当時の心境を明かした。

 それと同時に「京都のロケーションやキャスト、スタッフの皆さんに本当に救われた」と感謝を述べた。

 収録を終えて、福士は「1年以上前の撮影の思い出が、懐かしくフラッシュバックしてきました。この作品が“自分が出演した映画”の1本になって良かったです」と語り、小松も「みんなと振り返って話せてとても良い時間だった。愛しい時間を共有で、幸せな時間だった」と語った。


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