小栗旬、山本耕史らが公開稽古披露 “没入型”新型劇場に「とにかく広すぎて…」

2017年3月30日 / 17:30

「髑髏城の七人 Season花」プレスコールの様子

 劇団☆新感線「髑髏(どくろ)城の七人 Season花」公開舞台稽古(けいこ)取材が30日、東京・豊洲にオープンする“没入型”エンターテインメント施設「IHIステージアラウンド東京」で行われ、出演者の小栗旬、山本耕史、成河、古田新太がコメントを寄せた。

 この劇場は、欧米のエンターテインメントカンパニーImagine Nationによって2010年10月にオランダで誕生した劇場で、オランダに続きアジアで初めて作られた。1300人以上もの観客を乗せて360°回転する円形の客席を劇場中央に配置し、ステージと巨大なスクリーンが取り囲むことで“没入感”を体験できるというもの。

 新劇場のこけら落とし公演として上演されるこの作品は、1990年から7年ごとに上演されてきた劇団☆新感線の代表作。7年ごとの年にあたる2018年までを“花・鳥・風・月”の4シーズンに分け、シーズンごとに脚本・演出が練り直され、すべて異なるキャストでまったく違ったアプローチの「髑髏城の七人」を上演する。

 この日は40分間のプレスコールとなり、4つに区切られたステージの転換にあわせて客席が回転し、キャストが移動する様子とスクリーンに映し出した映像で効果的に場面転換を見せる新しい演出がお披露目された。

 2011年に上演された「髑髏城の七人」でも捨之介を演じ、6年ぶりの劇団☆新感線参加となる小栗は「なかなか大変な舞台なので、ケガをしないように気を付けたいと思います」と気を引き締め、「お客様は絶対に楽しめると思うので、期待を裏切らないように頑張ります」と意気込んだ。

 新劇場については「とにかく大きすぎて、大変な劇場ですね」と印象述べ、山本も「客席が回転することもさることながら、スクリーンの効果で間口が狭くなったり広くなったりいろいろな表現ができる。新しい髑髏城を作り上げたいという気持ちが強くなりました」と興味津々に語った。

 一方、古田は「広すぎる。おいらたちはセットの外を移動しているので、1周300メートルくらいあるんじゃないかな」と苦労も明かしつつ、「事故なく、つつがなく終わりたいです。面白い面白くないは別にして、なんかすげーなここ、と思いますよ」とメッセージを寄せた。

 舞台は3月30日~6月12日まで上演。

dokuro2_7241


芸能ニュースNEWS

「法廷のドラゴン」「萌音ちゃんの大盤解説で将棋教室が始まった!」「将棋と法廷の融合、予想外にハマる」

ドラマ2025年1月18日

 「法廷のドラゴン」(テレビ東京系)の第1話が、17日に放送された。  本作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも弁護士に転向した竜美(上白石萌音)が、存続の危機にひんする弁護士事務所の若き所長の虎太郎(高杉真宙)と共に奔走。事件を得意 … 続きを読む

長野博、2年ぶりミュージカル出演「愛が詰まっている作品」 魔法が使えるなら「ドラえもんを出します」

舞台・ミュージカル2025年1月17日

 ミュージカル「チキチキバンバン」公開ゲネプロ&取材会が17日、東京都内で行われ、出演者の長野博、実咲凜音、小山十輝、寺田美蘭、三木美怜、ダイアモンド☆ユカイ、愛華みれ、別所哲也が登壇した。  本作は、「ジェームズ・ボンド」シリーズの著作で … 続きを読む

上白石萌音、将棋を猛勉強して元棋士の弁護士役 「ガチンコで将棋に向き合った作品」

ドラマ2025年1月16日

 2025年1月期 ドラマ9「法廷のドラゴン」(テレビ東京系・毎週金曜よる9時放送)記者会見が8日、東京都内で行われ、出演者の上白石萌音、高杉真宙、和久井映見、田辺誠一、小林聡美が登壇した。  本作は、女性初のプロ棋士誕生を期待されながらも … 続きを読む

「地獄の果てまで連れていく」佐々木希の復讐劇に「ゾクゾクする」 「“麗奈”渋谷凪咲の演技が怖過ぎる」

ドラマ2025年1月15日

 佐々木希が主演するドラマ「地獄の果てまで連れていく」(TBS系)の第1話が、14日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、家族を殺した女に復讐(ふくしゅう)するため、整形をして近づく主人公・橘紗智子(佐々木)と、悪魔のように非情 … 続きを読む

浅野忠信 ゴールデングローブ賞受賞の瞬間は「すいません、ハリソンさん!」『SHOGUN 将軍』ゴールデングローブ賞4冠受賞記念 緊急会見

ドラマ2025年1月13日

 1月13日、東京都内で「SHOGUN 将軍」ゴールデングローブ賞®4冠受賞記念 緊急会見が行われ、樫木藪重役で助演男優賞を受賞した浅野忠信が登壇した。  「SHOGUN 将軍」は、戦国時代の日本を舞台にしたジェームズ・クラベルの小説を原作 … 続きを読む

Willfriends

page top