日本アカデミー賞『シン・ゴジラ』が7冠 長谷川博己、会場の雰囲気を察し苦笑

2017年3月4日 / 09:42

日本アカデミー賞受賞者一同 (C)日本アカデミー賞協会

 「第40回日本アカデミー賞」授賞式が3日、東京都内で行われ、『シン・ゴジラ』が作品賞をはじめ最優秀賞7冠に輝き、圧倒的な強さを見せた。

 『シン・ゴジラ』は作品賞、監督賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞でそれぞれ最優秀賞を獲得した。庵野秀明総監督はスケジュールの都合で式を欠席したが、最後に行われた最優秀作品賞の発表では優秀助演女優賞の石原さとみ、市川実日子と優秀主演男優賞の長谷川博己をはじめスタッフとキャストがステージ上に集まった。

 樋口真嗣監督は「皆怒っていませんか。大丈夫ですか」と会場の雰囲気をうかがいながら「今までずっとやってきてこんなことが待っているかと思うと、寝られなかったり、過酷な条件で毎日映画を作っている皆に、いつかこんな時が来るよと声を大にして伝えたい」とメッセージを送った。

 長谷川も「ちょっと、やっぱり皆さん引いている感じがしたのは気のせいでしょうか」と苦笑したが、「怪獣映画で作品賞って今までなかなかなかったんじゃないかと思います」と喜びを語った。

 石原は「庵野さんが書かれた脚本が本当に面白かったんです。一文字一文字本当に魅力的で、それを私が汚してしまうのではと震えていました。最後に庵野さんから『カヨコが石原さんで良かった』と言ってもらって涙が出ました」と明かし、「『シン・ゴジラ』に関わった2年間は胃が痛い毎日でした。その日々を今日こうして終わることができて救われました」と安堵の表情を浮かべた。


芸能ニュースNEWS

「スクープのたまご」最終回 連続不審死事件の犯人が明らかに 「週刊誌の印象が変わった」「『週刊千石』の面々に会えないのは寂しい」

ドラマ2025年12月24日

 奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む

「娘の命」最終話で“衝撃の事実”が判明 「タイトルをくつがえす展開」「沙織が最後まで強くてMVP」

ドラマ2025年12月24日

 齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます)  本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む

「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」「樹(草なぎ剛)の優しさが全部包んでいった」「陸くんのその後が気になった」

ドラマ2025年12月23日

 「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。  本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む

天海祐希が「劇場版キントリ」出演の2人に生取り調べ! 佐々木蔵之介「天海さんはいつも頼もしい」石丸幹二「撮影が終わったとき、発熱」『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベント

映画2025年12月23日

 12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む

2026年ボートレース新CM発表会 マチダ教官役の町田啓太「ボートレースに関わる全ての方々が、本当に高い熱量を持って取り組まれていることを肌で感じています」

2025年12月22日

 2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。  一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む

Willfriends

page top