エンターテインメント・ウェブマガジン
新納慎也(左)と北翔海莉
ミュージカル・コメディー「パジャマゲーム」の制作発表が24日、東京都内で行われ、出演者の北翔海莉、新納慎也、大塚千弘、上口耕平、広瀬友祐、栗原英雄と演出のトム・サザーランド氏が出席した。
2016年11月に宝塚歌劇団を退団し、本作が女優デビューとなる元星組トップスターの北翔は、演じるベイブについて「仕事に命を懸けていて正義感あふれる女性であること。恋に不器用な面もあって、今の自分にちょうどぴったりかなと思っています」と語り、「引き出しがないもので、大塚さんのようなかわいい女性の雰囲気がぜんぜん出せない。男から女に変わる状況の私にぴったりかなと思います」と笑わせた。
この日の歌唱披露でも「男性の方と歌うのが初めてで、ステージの上に男性がいることも初めてだった。大変緊張しましたが、どこかで安心する部分もあって、こういうものかと初めて気付かされました」と心境を語り、「譜面をもらったときも最初はシドのパートをずっと読んでいました。私が歌いたいと思うような男性パートもある」と明かした。
相手役のシドを演じる新納は「ハンサムな工場長、新納慎也です。この役はハンサムなんです」と重ねてアピールし、「日本のミュージカル界は僕のハンサムに気づかず、だいたいオカマや女装、ちょっと頭が弱かったり、ゲイだったり、キャラクターと呼ばれる部分をやらせていただいた。何十年かに1回、二枚目がやってくるけど、念願かなってその貴重な二枚目をやらせていただきます」と大いに喜んだ。
また、初めて女性を演じる北翔へ「恐らく僕の方が女性役をよくやっているので、ドレスさばきなどを教えます。逆に二枚目な感じを教えていただいて」と提案し、「宝塚を退団したばかりという方と何度か共演してきましたが、“性転換”はうまくいっている感じですよ。もうちょっと時間をかけて性転換する人もいる」とユーモラスに褒めた。
稽古の段階からミニスカートとヒールの高い靴を履くことを勧められた北翔も「これは役替り公演をしないともったいない。今から企画し直してもいいんじゃないかな」と同意し、「どうしても足を開いて立ってしまう。寄せるということがなかったです。まだスカートを買っていないので、まずは私服のスカートを買うところから徐々に始めたい」と語った。
舞台は東京公演が9月25日~10月15日に日本青年館ホールで、大阪公演が10月19日~29日に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演。
ドラマ2025年12月24日
奥山葵が主演するドラマ「スクープのたまご」(TBS系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、週刊文春を徹底取材して書かれた大崎梢氏の同名小説を実写化。大手出版社の「週刊誌」の編集部を舞台に、若き新人記者 … 続きを読む
ドラマ2025年12月24日
齊藤京子と水野美紀がW主演するドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(カンテレ・フジテレビ系)の最終話が、23日に放送された。(※以下、ネタバレを含みます) 本作は、55歳の母・篠原玲子(水野)が、壮絶なイジメで娘を死に追いや … 続きを読む
ドラマ2025年12月23日
「終幕のロンド -もう二度と、会えないあなたに-」(カンテレ・フジテレビ系)の第11話(最終話)が、22日に放送された。 本作は、妻を亡くし、幼い息子を男手一つで育てるシングルファーザーで、遺品整理人の鳥飼樹(草なぎ剛)が、遺品整理会社 … 続きを読む
映画2025年12月23日
12月22日、東京都内の六本木ヒルズアリーナで、12月26日から公開となる『劇場版「緊急取調室 THE FINAL」』カウントダウンイベントが行われ、出演者の天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向 … 続きを読む
2025年12月22日
2026年ボートレース新CM発表会が、22日東京都内で行われ、CMに出演した町田啓太、ファーストサマーウイカ、生瀬勝久、細田佳央太、安斉星来、吉田晴登が登壇した。 一般財団法人 BOATRACE 振興会は、この日の登壇者を起用した新CM … 続きを読む