のん、主演アニメ“3冠獲得”に笑顔 「のんちゃん以外、考えられなかった」と監督

2017年2月16日 / 20:10

 「第71回毎日映画コンクール 表彰式」が15日、神奈川県川崎市で行われ、アニメーション映画『この世界の片隅に』(片渕須直監督)で主演声優を務めた女優の「のん」と監督が登壇した。

 この作品は実写映画を抑えて「日本映画優秀賞」を受賞したほか、大藤信郎賞と音楽賞(コトリンゴ)を合わせて3冠を獲得。爽やかなオレンジ色のドレス姿で登場したのんは、今回の受賞に「本当にうれしく思います。監督をはじめ、スタッフ、キャスト、見てくださった方も含めてみんなで頂いた賞だと思い、とても興奮しています」とあふれる感謝の思いを口にした。

 また「この映画がとても素晴らしい作品だということは、映画が公開される前から確信していたのですが、こんなにたくさんの方に見ていただけて、このように賞まで頂けたことが本当に夢のよう」と明かし、「この前、片渕監督に『本当にびっくりですね』と言ったら、『監督は無限に夢を見るんだ』とおっしゃって…。その言葉を聞いて、私は本当に頼もしくて、格好良くて“素直”な監督だなと思いました」と監督の名前に引っ掛けたコメントをして、会場の笑いを誘った。

 また、主人公・すずの声を演じる人物は「のんちゃん以外、考えられなかった」と片渕監督。「キャストとかがまだ決まっていない段階から、僕らの頭の中では、ずっとのんちゃんの声があったような気がします。キャラクターがどんなふうにセリフをしゃべるのかとかをイメージしながら描いていくのですが、最初からのんちゃんの声が頭の中にありました」と、のんがこの作品にとって非常に特別な存在であったことを明かした。

 戦時中も、一生懸命に生きる人々の生活を描いた『この世界の片隅に』。司会の生島ヒロシから「どんな大変なことがあっても笑い飛ばせる力があることに感銘を受けました」と声を掛けられたのんは、「私も作品に参加して、人は笑えることができれば、明日が見えるんだという力強いメッセージを感じていました」と熱い思いを語っていた。

「第71回毎日映画コンクール」の受賞者たち.jpg

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